ゴジラ (フランスのバンド)

ゴジラ(Gojira)について

フランス出身のヘヴィメタルバンド「ゴジラ」は、1996年にジョーとマリオのデュプランティエ兄弟を中心に結成されました。彼らの音楽スタイルは、スラッシュメタルやデスメタルといった要素を基にしつつ、テクニカルかつプログレッシブな要素を取り入れた独特のサウンドが特徴です。特に彼らの楽曲は、自然環境についてのメッセージを強く含んでおり、これがバンドのアイデンティティとして深く根づいています。

最初の頃、バンド名は映画の特撮怪獣「ゴジラ」に由来し、同じスペルの「Godzilla」として知られていましたが、法的な問題により2001年に「Gojira」に改名を余儀なくされました。その後、彼らは数多くのアルバムをリリースし、国内外で高い評価を得ています。特に、2024年のパリオリンピック開会式にて、オペラ歌手のマリーナ・ヴィオッティとの共演は話題を呼びました。

メンバー構成

現在のメンバーは以下の通りです：

• - ジョー・デュプランティエ (Joe Duplantier) - ボーカル/ギター (1996年 - 現在)
• - クリスチャン・アンドルー (Christian Andreu) - ギター (1996年 - 現在)
• - ジャン＝ミシェル・ラバディ (Jean-Michel Labadie) - ベース (1998年 - 現在)
• - マリオ・デュプランティエ (Mario Duplantier) - ドラムス (1996年 - 現在)

過去には、アレクサンドル・コルニヨン (Alexandre Cornillon) が1996年から1998年までベースを担当していました。バンドのメンバーは、強い兄弟愛と音楽への情熱から、お互いに支え合いながら活動を続けています。

音楽活動とディスコグラフィ

ゴジラは、これまでに以下のスタジオアルバムをリリースしてきました：

• - Terra Incognita (2001年)
• - The Link (2003年)
• - From Mars to Sirius (2005年)
• - The Way of All Flesh (2008年)
• - L'Enfant Sauvage (2012年)
• - Magma (2016年)
• - Fortitude (2021年)

さらに、彼らはライヴアルバムとしても多くの作品を発表しており、特に「The Link Alive」や「Rock in Rio 2015」などは、彼らのエネルギッシュなパフォーマンスを収録した貴重な記録です。

来日公演

ゴジラは、これまでに日本でも公演を行っており、特に2015年10月にはなんばHatchやさいたまスーパーアリーナなどでのライブが記憶に残っています。最近では、2022年11月の来日公演ではZepp Osaka Baysideや豊洲PITでのパフォーマンスを行っています。これらの公演は、バンドが持つ独自のスタイルと熱意を直接感じることができる貴重な機会でした。

ゴジラは、独自の音楽スタイルだけでなく、その歌詞の背景にも深い意義をもって活動しており、今後の活動から目が離せません。

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