ゴールドポイントマーケティング

株式会社ゴールドポイントマーケティングは、大手家電量販店ヨドバシカメラの100%出資子会社として設立されたクレジットカード会社です。同社は、かつてソニーファイナンスインターナショナルが発行していた「ヨドバシゴールドポイントIC eLIO」の提携終了に伴い、2010年11月1日にそのクレジットカード事業を継承しました。同時に、クレジットカードの名称を「ゴールドポイントカード・プラス」に変更し、現在に至っています。

事業概要

ゴールドポイントマーケティングは、クレジットカード事業全般において、三井住友カードと業務提携を結んでいます。これにより、カードの入会審査業務はプロセントに委託されています。設立は2010年3月29日で、同年12月16日には動産総合保険「お買い物プロテクション」を開始するなど、事業の多角化にも取り組んでいます。

ゴールドポイントカード・プラス

「ゴールドポイントカード・プラス」は、入会費・年会費が無料のクレジットカードです。近年発行のカードには非接触型決済機能が搭載されており、利便性が向上しています。国際ブランドはVisaのみに対応しています。

かつては電子マネーEdy機能も搭載されていましたが、2012年5月中旬以降に発行されたカードからはEdy機能が廃止されています。Edyでの支払いは、200円ごとに1ポイントのゴールドポイントが付与されていました。

ヨドバシカメラのゴールドポイントカード機能も搭載しており、ヨドバシカメラ店頭でクレジットカードを提示することで、現金やゴールドポイント、各種電子マネーでの支払いが可能です。特に、ヨドバシカメラ店頭でこのクレジットカードを利用して支払った場合、現金払いよりも有利なポイント還元率が適用されます。具体的には、商品購入時に付与されるポイントに加え、ショッピング利用分のポイントも別途付与されます。他社クレジットカードでは商品購入時のポイントのみが付与されるため、ゴールドポイントカード・プラスの方がお得です（ゴールドポイントカードアプリ経由の認証でない場合は、2%減算される場合もあります）。

さらに、クレジットカードの利用金額に応じて、翌月に利用金額の1%がヨドバシカメラのゴールドポイントとして付与されます。ただし、電子マネーへのチャージはポイント付与の対象外となります。

沿革

2010年3月29日：ヨドバシカメラの100%出資子会社として設立。
2010年11月1日：ソニーファイナンスインターナショナルから「ヨドバシゴールドポイントIC eLIO」事業を継承し、「ゴールドポイントカード・プラス」へ名称変更。
* 2010年12月16日：動産総合保険「お買い物プロテクション」開始。

まとめ

株式会社ゴールドポイントマーケティングは、ヨドバシカメラグループの一員として、顧客に利便性の高いクレジットカードサービスを提供しています。ゴールドポイントカード・プラスは、ヨドバシカメラでの利用だけでなく、日常生活での決済手段としても活用できるため、多くのユーザーに支持されています。

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