サイモン・チャーチ

サイモン・リチャード・チャーチ（Simon Richard Church）

1988年12月10日、イングランドのアマーシャム出身。元ウェールズ代表のサッカー選手で、ポジションはフォワードだった。

経歴

9歳でウィコム・ワンダラーズFCでサッカーを始め、14歳でレディングFCの下部組織へ移籍。リザーブチームで実力をつけ、2007年7月6日にレディングとプロ契約を結んだ。しかし、当時のレディングにはデイヴ・キットソン、ケヴィン・ドイル、シェーン・ロングなど強力なライバルが多く、トップチームでの出場機会はなかなか得られなかった。

そのため、クルー・アレクサンドラFC、ヨーヴィル・タウンFC、ウィコム・ワンダラーズFC、レイトン・オリエントFCといったクラブへレンタル移籍を繰り返し、経験を積んだ。レンタル期間を終えてレディングに復帰後の2009年5月12日、バーンリーFC戦でついにトップチームデビューを飾る。

2012年11月8日には、ハダースフィールド・タウンFCへ1ヶ月の短期レンタルで加入。シーズン終了後、レディングを退団した。

2013年8月1日、チャールトン・アスレティックFCに2年契約で加入。2015年5月12日に契約満了で退団。

2015年6月30日、ミルトン・キーンズ・ドンズFCに2年契約で加入。2016年2月1日、出場機会を求めてアバディーンFCにシーズン終了までのレンタル移籍。

2016年8月24日、オランダのエールディヴィジに所属するローダJCへ移籍。しかし、9月に負った怪我の影響もあり出場機会に恵まれず、1シーズンでクラブを退団することになった。

2017年10月21日、スカンソープ・ユナイテッドFCに2018年1月までの短期契約で加入した。

代表歴

イングランドで生まれ育ったチャーチだが、祖父母がウェールズのニューポート出身であったため、ウェールズ代表を選択する資格を有していた。

2009年5月29日に行われた親善試合、エストニア代表戦でウェールズ代表としてデビュー。同年9月9日に行われた2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のロシア代表戦のメンバーにも選出されたが、父親の死去により辞退した。2009年11月14日の親善試合、スコットランド代表戦で代表初ゴールを記録した。

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