サウマキアマナキ

サウマキ・アマナキは、1997年3月8日生まれのトンガ出身のラグビー選手であり、現在は日本国籍を取得し、ジャパンラグビーリーグワンのコベルコ神戸スティーラーズに所属しています。以前はアマナキ・サウマキと表記されていました。ポジションは主にフォワードで、ロック、フランカー、ナンバーエイトをこなしますが、2020年まではバックスとして登録されていました。身長190cm、体重100kgという恵まれた体格を持ち、その運動能力を生かしたプレーが特徴です。ニックネームは「ナキ」で親しまれています。

ラグビー選手である兄のホセアの影響もあり、13歳からラグビーを始めました。トンガのトゥポウカレッジを卒業後、2016年にキヤノンイーグルス（現在の横浜キヤノンイーグルス）に加入しました。当初はウイング（WTB）としてプレーしていましたが、2020年にフォワードへ転向しました。この転向は、彼のプレースタイルに大きな変化をもたらし、その後の活躍を支えることとなりました。

2021年3月27日、ジャパンラグビートップリーグ第5節のリコーブラックラムズ戦に途中出場し、公式戦デビューを果たしました。この試合では背番号19番を付け、フォワードの選手との交代で出場しました。また、2021年最後の試合となった5月8日のプレーオフトーナメント、パナソニックワイルドナイツ戦では、4番ロックとして出場しました。これらの試合での経験が、彼の成長に大きく貢献したことは言うまでもありません。

2022年には、コベルコ神戸スティーラーズへ移籍し、新たなチームでの挑戦を始めました。そして、2023年にはラグビーワールドカップ2023の日本代表に選出され、同年8月27日に行われたリポビタンDツアー2023イタリア戦にて途中出場を果たし、念願の日本代表初キャップを獲得しました。この代表キャップ獲得は、彼のラグビーキャリアにおいて大きな節目となりました。日本代表キャップは5（2024年9月21日現在）となっています。

サウマキ・アマナキ選手は、その恵まれた体格と高い運動能力に加え、フォワードとバックスの両方を経験したことで培われた幅広い視野と対応力を持っており、今後の更なる活躍が期待されます。彼は、ラグビーに対する情熱と不断の努力により、日本ラグビー界を代表する選手の一人として、その名を刻んでいくことでしょう。

所属チーム
横浜キヤノンイーグルス（2016年-2021年）
コベルコ神戸スティーラーズ（2022年-現在）

日本代表
ラグビーワールドカップ2023 日本代表

関連情報
横浜キヤノンイーグルス
コベルコ神戸スティーラーズ

外部リンク
コベルコ神戸スティーラーズ 選手&スタッフ

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