サッカークルディスタン代表

サッカークルディスタン代表は、クルディスタン地域を代表するサッカーチームです。しかし、FIFA（国際サッカー連盟）およびAFC（アジアサッカー連盟）に加盟していないため、ワールドカップやAFCアジアカップなどの国際大会には参加することができません。

クルディスタンサッカー協会は、2006年6月にNF-Board（独立サッカー連盟）の会議にオブザーバー参加し、その後NF-Boardのメンバーとなりました。さらに、2013年に発足したConIFA（独立サッカー協会連合）にも加盟しています。

クルディスタン代表は、過去にイラクのU-23代表と親善試合を行い、0-3で敗れています。2012年には、パレスチナインターナショナルカップ（Nakba Cup）で初めてA代表との試合に臨み、モーリタニアに3-1で勝利しました。また、ワールドカップ出場経験を持つインドネシアに1-1、チュニジアに1-2と、強豪国相手に善戦しました。

2014年に開催されたConIFAワールドフットボール・カップでは、その情熱的な戦いぶりが注目を集めました。チームは高度なテクニックを持ち、組織的な戦術を展開。グループリーグではアラメア・スルヨエに1-2で敗れたものの、タミル・イーラムには9-0で大勝しました。決勝トーナメントでは、準々決勝でエラン・バニンと1-1（PK戦2-4）で敗れ、順位決定戦ではオクシタニアに2-2（PK戦5-4）で勝利、パダーニャに1-1（PK戦3-4）で敗れ、最終的に12チーム中6位という成績を収めました。

クルディスタン代表は、国際的な舞台での活躍を目指し、日々トレーニングに励んでいます。FIFAやAFCへの加盟は叶わないものの、ConIFAの大会などを通じて、その実力を世界に示そうとしています。

ワールドカップの成績

出場なし（FIFA非加盟のため）

外部リンク

クルディスタンサッカー協会公式ホームページ
* fedefutbol.net

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