サリウ・シス

サリウ・シス（Saliou Ciss、1989年9月15日生まれ）は、セネガル共和国の首都ダカール出身のプロサッカー選手です。現在はフランスのASナンシーでディフェンダーとして活躍しています。また、セネガル代表としても国際舞台でプレーしています。

クラブ経歴

シスは2007年にDiambars FCでプロとしてのキャリアをスタートさせました。2010年には、チームメイトのカラ・ムボジと共に、ノルウェーのトロムソILに移籍。2010年5月5日のSKブラン戦でトロムソILでの初出場を果たしました。当初は2年間のレンタル契約でしたが、2011年6月には完全移籍に移行し、2014年までの契約を結びました。

2013年8月には、フランスのヴァランシエンヌFCに移籍。その後、2017年7月1日にアンジェSCOへ移籍しましたが、アンジェでは出場機会に恵まれず、古巣であるヴァランシエンヌFCへの期限付き移籍を経て、2019年9月にASナンシーへ完全移籍しました。

代表経歴

シスは2012年11月14日のニジェールとの親善試合でセネガル代表デビューを果たしました。しかし、デビュー後はしばらく代表から遠ざかり、2014年5月のコロンビア戦で約1年半ぶりに代表に選出されました。

2017年1月には、ガボンで開催されたアフリカネイションズカップ2017に参加し、3戦目のアルジェリア戦に出場しました。また、2018 FIFAワールドカップ・アフリカ予選では重要な役割を担い、セネガル代表の2002年大会以来となるワールドカップ出場権獲得に大きく貢献しました。しかし、ワールドカップ本戦の登録メンバーには選ばれたものの、2018年6月17日のトレーニング中に負傷。残念ながら登録を抹消されることとなり（代わりにアダマ・ムベングがメンバー入り）、ワールドカップの舞台に立つことは叶いませんでした。

タイトル

セネガル代表
* アフリカネイションズカップ：2021

シスは、これまで様々なクラブや代表での経験を通じて、選手として大きく成長してきました。ASナンシーでの活躍はもちろんのこと、今後のセネガル代表としての活躍にも期待が寄せられています。

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