サリフ・サネ

サリフ・サネは、1990年8月25日にフランスで生まれたセネガル人サッカー選手です。ポジションは主にディフェンダー(DF)ですが、ミッドフィールダー(MF)もこなせるユーティリティ性も持ち合わせています。彼の兄であるリュドヴィク・サネもまた、セネガル代表として活躍するサッカー選手です。

クラブでのキャリア

サネは、フランスのロルモンでセネガル人の両親の間に生まれました。プロとしてのキャリアはFCジロンダン・ボルドーでスタートさせ、その後ASナンシーとASナンシーIIにレンタル移籍を経験しました。

2012年6月には、ベルギーの強豪クラブであるRSCアンデルレヒトから獲得のオファーを受けましたが、これを辞退しました。翌年の2013年5月には、ドイツのハノーファー96へ7月1日からの4年契約で移籍する事が発表されました。ハノーファー96では、清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍といった日本人選手たちとチームメイトとしてプレーしました。

2018年5月には、同じくドイツのシャルケ04へ移籍することが発表され、2022年6月30日までの4年契約を締結しました。

代表でのキャリア

サネは2012年9月にセネガル代表としてプレーする意思を表明し、2013年5月に初めて代表に招集されました。そして、2013年6月7日に行われた2014 FIFAワールドカップ・アフリカ予選のアンゴラ代表戦で代表デビューを果たしました。2014年12月には、アフリカネイションズカップ2015のセネガル代表メンバーにも選出されています。

2018年には、セネガル代表の一員として2018 FIFAワールドカップに出場しました。国際Aマッチでは、2013年から2020年までの間に38試合に出場しています。

プレースタイル

サリフ・サネは、恵まれた体格を生かした屈強なディフェンスが持ち味です。空中戦にも強く、セットプレーなどでの得点能力も兼ね備えています。また、ミッドフィルダーもこなせるように、足元の技術も一定レベルにあり、攻撃の起点となるパスを出すこともできます。守備的なポジションであればどこでも高いレベルでプレーできる、チームにとって非常に貴重な存在です。

まとめ

サリフ・サネは、フランスで生まれ育ちましたが、セネガル代表として国際舞台で活躍した選手です。クラブではドイツを中心にプレーし、日本人選手ともチームメイトとしてプレーしました。彼のこれからの活躍にも期待です。

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