サンダー5

メ〜テレワイド サンダー5: 名古屋の長時間生ワイド番組

『メ〜テレワイド サンダー5』は、2003年4月5日から同年9月27日まで名古屋テレビ（メ〜テレ）で放送された情報番組で、全26回の放送を行いました。この番組は、土曜日の朝から昼頃まで、約5時間にわたって生放送された長時間ワイド番組であり、当時の中部日本放送（CBC）で放送されていた『晴れ♡どきドキ晴れ』への対抗として始まりました。メ〜テレが「メ〜テレ」という愛称に改名した際の初の改編でもありました。

この番組は名古屋テレビのローカルコンテンツとして設計されていましたが、レギュラー陣には多くの全国的に知られるタレントが起用されていました。特に注意を引くのは、トレンディドラマで活躍していた陣内孝則の起用です。彼はこの番組で初めて生ワイド番組の司会を担当し、視聴者に親しまれる存在となりました。他にも、島崎和歌子やフリーアナウンサーの清原久美子らが出演していました。

『メ〜テレワイド サンダー5』では、様々なコーナーや企画が展開され、レギュラー陣と毎回異なるゲストが生トークを繰り広げました。また、視聴者から寄せられた投稿も紹介され、インタラクティブな要素が盛り込まれていたのも特徴です。特に、「ウドちゃんの旅してゴメン」は、当初この番組の一つのコーナーとしてスタートし、後に独立した番組へと成長しました。さらに、以前の放送枠を活かし、『ANNニュース』や『大改造!!劇的ビフォーアフター傑作選』などが一部のコーナーとして組込まれていました。

当初の放送構成は8月16日まで続きましたが、8月23日からは午前中のみの放送に移行しました。この変更は、午後に放送される全国高等学校野球選手権大会の中継に伴うもので、以後は午後の放送は行われず、11時45分からの『ANNニュース』も内包番組から外れました。この不透明な変更は視聴者の間で話題となり、その後9月27日の放送を持って番組は終了しました。番組終了後は、ウドちゃんの旅が独立した番組として放送される一方、主な生ワイドパートは『メ〜テレワイド ウルたま』として再出発しました。

放送時間の変遷

• - 土曜 9:30 - 14:25（2003年4月〜8月）: 4時間55分の長時間放送
• - 土曜 9:30 - 11:45（2003年8月〜9月）: 放送枠が2時間15分に縮小

出演者

• - 司会: 陣内孝則、島崎和歌子、清原久美子（フリーアナウンサー）
• - リポーター: ウド鈴木（キャイ〜ン）、塩谷瞬、梨元勝、梨元麻里奈、石田未来、影島香代子、佐藤裕二、岡山裕子、高山香織（いずれも当時メ〜テレアナウンサー）

番組のコーナー

『メ〜テレワイド サンダー5』では多彩なコーナーが放送され、特に注目されたのは以下の内容です。

• - AとBとプレゼンター: 番組ディレクターたちが女性視聴者向けに情報をプレゼンテーションするコーナー。
• - 激写!ナゴヤ: 東海3県のユニークな物や商売を調査、紹介するコーナー。
• - 一攫千金!夢の一坪ショップ: 大須商店街での1坪店舗経営者に密着するコーナー。
• - 名古屋セレブ: 名古屋の豪華な生活を送る女性を取材するコーナー。
• - エンタメサンダー: 映画情報、音楽、ファッションなどを紹介するコーナー。
• - 旅してゴメン: リポーターが東海3県を旅するコーナーで、後に単独番組化。
• - エリアランキング!グルメの王子様: 名古屋の飲食店を訪れ、ランキングを作成するコーナー。
• - 30's Chef: 若き料理人たちのレシピを紹介するセクション。
• - 芸能サンダー: 芸能ニュースを分析するコーナーで、主に島崎が担当。
• - サンダーファイル: ゲストとともにトークを展開するコーナー。

この番組のマスコットキャラクターである狼の「ウルフィ」は、実はこの『メ〜テレワイド サンダー5』内で名付けられたもので、今でもメ〜テレのシンボルとなっています。

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