サンティ・アルダマ

サンティアゴ・アルダマ・トレド

サンティアゴ・アルダマ・トレドは、2001年1月10日生まれのプロバスケットボール選手で、スペイン・カナリア諸島州ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア出身です。現在、NBAのメンフィス・グリズリーズに所属し、ポジションはパワーフォワードまたはセンターを務めています。

経歴

アルダマは地元のグラン・カナリア島にあるバスケットボールアカデミーで基礎を学び、2019年に将来のNBA選手を目指しアメリカに渡りました。彼は中堅カンファレンスであるパトリオット・リーグに所属するロヨラ大学メリーランド校での留学生活を始めました。大学1年目の2019-20シーズンでは、平均15.2得点、7.6リバウンドを記録し注目を集めました。さらなる成長を遂げた2年目の2020-21シーズンでは、平均21.2得点、10.1リバウンドに達し、彼の才能を証明しました。2021年4月には、NBAドラフトに向けたアーリーエントリーを表明しました。

メンフィス・グリズリーズ

2021年のNBAドラフトでは、彼はユタ・ジャズから全体30位で指名され、その後ドラフト当日にメンフィス・グリズリーズへトレードされることが決まりました。4月8日、グリズリーズとの契約が合意されます。そして、シーズン中の12月2日にはオクラホマシティ・サンダー戦で18得点、10リバウンド、3アシストを記録し、チームは152-79の大勝を収めました。この試合は73点差というNBA新記録となりました。

さらに2022年10月19日の開幕戦では、ニューヨーク・ニックス相手に18得点、11リバウンドを記録し、チームの勝利に貢献しました。2023年2月2日のクリーブランド・キャバリアーズ戦では、キャリアハイの21得点を達成しましたが、チームは113-128で敗れました。

個人成績

彼のNBAレギュラーシーズン及びプレーオフでのプレー成績は注目されています。また、カレッジでの成績も素晴らしく、将来的な活躍が期待されます。

代表歴

アルダマはユースチーム代表として2019年FIBAU-18欧州選手権に出場し、平均18得点、7.6リバウンド、2.6アシスト、2.3ブロック、1.9スティールを記録し、チームの優勝に貢献したことで大会MVPに選出されました。現在はフル代表として、2023年のFIBAバスケットボールワールドカップや2024年のパリオリンピックに出場しています。

人物

彼の父親は同じ名前を持つ元プロバスケットボール選手で、1992年のバルセロナオリンピックに出場歴があります。本名はサンティアゴ・アルダマ・アレソンで、憧れの選手にはパウ・ガソルやフアン・カルロス・ナバーロ、コービー・ブライアントが挙げられています。これらの選手をお手本にしながら、彼自身のスタイルを築いていくことでしょう。

今後のサンティアゴ・アルダマの活躍に期待が高まります。

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