サーラ・プンティガム

サーラ・プンティガム：オーストリア女子サッカー界のパイオニア

サーラ・プンティガム（Sarah Puntigam、1992年10月13日 - ）は、オーストリア・シュタイアーマルク州出身の女子サッカー選手です。現在はフランス・D1フェミナンのモンペリエHSCに所属し、主にミッドフィールダーとしてプレーしていますが、近年はディフェンダーとしての出場機会も増えています。

クラブでのキャリア

プンティガムは7歳で地元クラブにてサッカーを始め、15歳という若さでオーストリア・女子ブンデスリーガのDFC LUV グラーツへ移籍し、その才能を開花させます。17歳でドイツ女子ブンデスリーガの強豪、FCバイエルン・ミュンヘンへ移籍。当初はセカンドチームでプレーしますが、2010年にはトップチームデビューを果たし、着実にステップアップしていきます。

2013年2月にはスイス1部のSCクリエンスへ移籍。その後、2014年から2018年までは再びドイツへ戻り、ブンデスリーガ1部のSCフライブルクでプレーしました。2018年夏には、フランス・D1フェミナンのモンペリエHSCへ移籍し、現在に至ります。

代表での活躍

プンティガムは、2007年からオーストリアU19代表としてプレーし、2009年以降はオーストリア女子A代表に招集されています。A代表デビューは、アルガルヴェ・カップ2009でのウェールズ女子A代表戦であり、この試合で2-1と勝利を収めました。代表初得点は、アルガルヴェ・カップ2010でのフェロー諸島女子A代表戦で記録し、試合は3-0で勝利しています。

UEFA欧州女子選手権2017に向けての欧州予選では、チームの中心選手として活躍し、本大会出場に大きく貢献しました。本大会では全試合にフル出場し、チームは3位という好成績を収めました。2021年9月には、オーストリア代表選手として110試合目の出場を記録し、これはオーストリア代表歴代最多出場記録となっています。

2020年3月6日にはA代表キャップ100試合目を記録しました。

タイトル

クラブ

FCバイエルン・ミュンヘン
女子DFBポカール優勝（1回）： 2011-12

代表

オーストリア女子A代表
キプロス・カップ優勝（1回）： 2016
* UEFA欧州女子選手権 3位（1回）： 2017


サーラ・プンティガムは、長年にわたりオーストリア女子サッカー界を牽引してきた重要な選手です。豊富な経験と高い実力を活かし、これからも更なる活躍が期待されています。

もう一度検索