ザ 仙台タワー

THE SENDAI TOWER（ザ せんだい タワー）は、宮城県仙台市青葉区一番町に位置する、地上22階建ての超高層複合ビルです。

概要

仙台市地下鉄東西線青葉通一番町駅に直結しており、駅の出入口や換気口もビルと一体で整備されています。青葉通りとサンモール一番町の交差点という、交通の要所かつ商業の中心地に立地しています。低層階は商業施設「SIRIUS ICHIBANCHO」、高層階は分譲マンション「一番町レジデンス」で構成されています。2014年3月に竣工し、仙台の新たなランドマークとして、人々に親しまれています。

SIRIUS ICHIBANCHO（シリウス・一番町）

2014年3月7日に開業した商業施設です。1階から3階には、クリニックやビューティーサロンを中心に、14のテナントが入居しています。ファッション、美容、医療など、多様なニーズに応える店舗が集積しています。

一番町レジデンス

4階から22階部分は、分譲マンション「一番町レジデンス」です。三井不動産レジデンシャルと野村不動産が共同で開発した、仙台一番町再開発タワーマンションプロジェクトの一環として誕生しました。総戸数118戸（販売戸数114戸）で、居住者専用のオーナーズラウンジや、制震構造を採用し、快適性と安全性を両立させています。2012年6月30日に販売申込受付を開始したところ、7月17日には即日完売するほどの人気を博しました。

沿革

この再開発プロジェクトは、仙台市地下鉄東西線の建設に合わせ、2009年2月5日に一番町二丁目四番地区第一種市街地再開発事業（仙台一番町駅ビルプロジェクト）としてスタートしました。準備組合が設立され、同年5月22日には商業・オフィスビルとしての都市計画が決定しました。

しかし、2010年9月15日には、仙台市内のオフィス空室率の高さを考慮し、計画を大幅に変更。オフィススペースを縮小し、上層階を住宅とする方針に転換しました。同年11月25日には、再開発組合の設立が認可されました。

2011年11月15日に着工し、2012年6月30日には「一番町レジデンス」の申込受付が開始、同年7月17日には即日完売となりました。2013年10月28日には、商業施設の名称が「SIRIUS ICHIBANCHO」に決定し、同年12月6日には、地下鉄増築部を除く施設建築物が竣工しました。

2014年3月7日には「SIRIUS ICHIBANCHO」が開業し、同年3月31日に建物全体が完成。7月29日には地下鉄増築部が竣工し、12月17日には組合が解散認可されました。

そして、2015年12月6日には、仙台市地下鉄東西線青葉通一番町駅が開業し、THE SENDAI TOWERは駅直結の利便性を備えた、新たな都市空間として生まれ変わりました。

関連項目

仙台市の高層ビルの一覧

外部リンク

SIRIUS ICHIBANCHO

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