ザック・プリーサック

ザック・プリーサック：MLBでの軌跡と投球スタイル

ザック・ロバート・プリーサック（Zach Robert Plesac）は、1995年1月21日、アメリカ合衆国インディアナ州クラウンポイントで生まれました。現在はロサンゼルス・エンゼルスに所属するプロ野球選手（投手）として活躍しています。

プロ入りからガーディアンズ時代

2016年のMLBドラフトで、クリーブランド・インディアンスから12巡目（全体362位）で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

2017年には、A-級マホーニングバレー・スクラッパーズでプロデビューを果たし、A級レイクカウンティ・キャプテンズでもプレー。2チーム合計で14試合に先発し、1勝2敗、防御率2.47、50奪三振という成績を記録しました。

2018年は、A+級リンチバーグ・ヒルキャッツとAA級アクロン・ラバーダックスでプレーし、2チーム合計で26試合に先発登板。11勝6敗、防御率3.79、132奪三振をマークしました。

2019年には、AA級アクロンからAAA級コロンバス・クリッパーズを経て、5月28日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。同日のボストン・レッドソックス戦でメジャーデビューを果たし、5.1回を1失点に抑える好投を見せました。この年、メジャーでは21試合に先発登板し、8勝6敗、防御率3.81、88奪三振を記録しました。

2020年は、新型コロナウイルスの影響で短縮シーズンとなりましたが、8試合に登板し、4勝2敗、防御率2.28という好成績を収めました。

2021年は、25試合に先発登板し、自身初の二桁勝利となる10勝（6敗）を挙げましたが、防御率は4.67と悪化。また、チームが3度のノーヒットノーラン負けを喫した試合全てに先発登板し、うち2試合で敗戦投手となりました。

2022年は、25試合に登板し、3勝12敗、防御率4.31という成績に終わりました。

2023年は、開幕から5試合に先発しましたが、1勝1敗、防御率7.59と苦戦し、6月4日にDFAとなりました。その後、マイナー契約を結び直し、AAA級コロンバスでプレーしましたが、調子は上がらず、シーズン終了後にFAとなりました。

エンゼルスでの挑戦

2024年1月6日、ロサンゼルス・エンゼルスと1年100万ドルで契約。開幕はAAA級ソルトレイク・ビーズで迎えましたが、4月8日にDFAとなり、マイナー契約となりました。6月17日にメジャー契約を結び、再びアクティブ・ロースター入りを果たしました。

投球スタイル

投球の約半分を占めるフォーシームに加え、スライダー、チェンジアップ、カーブを織り交ぜて打者を打ち取ります。

家族

叔父は同じくメジャーリーガー（投手）のダン・プリーサック。従兄弟には、CJ・アレクサンダーとブレイズ・アレクサンダーという、共にメジャーリーガーの内野手である兄弟がいます。

ザック・プリーサックは、確かな実力と血筋を受け継ぎ、これからもMLBの舞台で活躍を続けることが期待される選手です。

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