ザ・リーサルウェポンズ

ザ・リーサルウェポンズについて

概要

ザ・リーサルウェポンズ（THE LETHAL WEAPONS）は、日本人のアイキッドとアメリカ人のサイボーグジョーから成るロックデュオです。彼らはエスエムイーレコーズに所属しており、公式の略称は「ポンズ」、ファンは「ポンザー」と呼ばれています。1980年代から1990年代の音楽やエンターテインメント文化を取り入れた楽曲をYouTubeを通じて発表しており、特に音楽ビデオが常に伴うスタイルが特徴です。

メンバーについて

アイキッド（AI-KID）

アイキッドは群馬県前橋市出身で、具体的な年齢は公表されていません。彼は主にプロデューサーとして活動し、作詞、作曲、編曲、そしてミュージックビデオの監督も務めています。アイキッドは独自のスタイルで知られ、アメリカンフットボールのヘルメットに黄色いオーバーオールがトレードマークです。彼はまた、衣装やロゴデザイン、さらには小道具の制作も手掛けており、次々と革新的なアイデアを生み出す発明家の役割を担っています。

サイボーグジョー（CYBORG JOE）

サイボーグジョーはアメリカ合衆国オハイオ州出身で、こちらも年齢は不明です。彼の特徴的なスタイルは赤いバンダナとティアドロップ型のサングラス、ノースリーブのダウンジャケットです。ジョーは元英語教師で、アイキッドの経験や嗜好を反映した歌詞を代弁する役割のためにサイボーグとして設定されています。

活動の背景と今回の軌跡

ザ・リーサルウェポンズの活動は2015年に始まり、最初はアイキッドが外国人にアニメの英語字幕を付けるための協力者を探していた際、ジョーと出会うことからスタートしました。初めは日本語がほとんど話せなかったジョーでしたが、彼はアイキッドとNFLを観戦するうちに親しい関係を築くことができました。

2016年には、アイキッドが古書店オーナーからアイキッドの歌を歌ってもらうためにジョーに依頼するも、最初の企画は流れました。しかし、このやり取りをきっかけに、アイキッドはジョーが日本語を話せるようになったこともあり、音楽制作に携わるようになります。2018年、アイキッドはジョーに「サイボーグジョー」という芸名を与え、バンド名も映画「リーサル・ウェポン」から取ることを決めました。

音楽スタイルとライブパフォーマンス

ザ・リーサルウェポンズの音楽は、1980年代の文化、映画、ゲームの影響を強く受けています。彼らは特にYouTubeを利用し、全楽曲にミュージックビデオをつけるスタイルを貫いています。2022年には総再生回数が2000万回を超えており、さらには視聴者との一体感を高めるための特徴的なコール＆レスポンスパフォーマンスを行っています。

主なリリースと活動

彼らの音楽活動は2019年の1stアルバム『Back to the 80's』のリリースから始まり、以降もメジャー1stアルバム『アイキッドとサイボーグジョー』や2ndアルバム『OKシンセサイザー』など、様々な楽曲を発表してきました。最近では、2023年9月には『OKシンセサイザー』がリリースされ、iTunesロック部門で1位を獲得しました。

次世代への展望

彼らは発明という独自の概念を音楽に組み込んでおり、今後も新たなアイデアを取り入れた音楽スタイルが期待されます。そして、長期休暇の発表もある中で、さらに進化を続けるザ・リーサルウェポンズの活動が楽しみです。

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