ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・クレイグ・ファーガソン

番組概要

『ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・クレイグ・ファーガソン』は、2005年から2014年までアメリカのCBSで放送された深夜トーク・バラエティ番組です。この番組は、毎週月曜日から金曜日の深夜0時35分から1時35分にかけて放送されていました。収録はロサンゼルスのCBSテレビジョンシティで行われており、スコットランド出身のホスト、クレイグ・ファーガソンが独自のスタイルでトークを展開していました。

ホストと歴史

『ザ・レイト・レイト・ショー』の初代ホストはトム・スナイダーで、1995年から1999年の間に番組を担当しました。次に、クレイグ・キルボーンが2代目として1999年3月から2004年8月までその役割を果たしました。クレイグ・ファーガソンが3代目ホストとして登場したのは2005年のことです。彼は「ザ・ドリュー・キャリー・ショー」での出演でも知られ、特に自由なトークスタイルに定評がありました。ファーガソンは、この番組でユーモアとウィットを活かした個性的な進行を行い、多くの視聴者を魅了しました。

番組の特徴

番組の特徴の一つは、ファーガソンがゲストの話を引き出すスタイルです。彼は、しばしば事前に用意された質問をあまり使用せず、ゲストとの自然な会話を重視していました。また、彼自身のユーモラスな独白やサイドトークも視聴者に愛される理由となっています。番組内では、さまざまな文化人や著名人をゲストに迎え、その多彩な会話が視聴者に新たな視点を提供していました。

専門チャンネルでの放送

日本では、2014年5月11日深夜0時からCSのドラマ専門チャンネルAXNにおいて『ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・クレイグ・ファーガソン』が毎週放送されるようになりました。アメリカでの放送は平日毎日行われていたため、AXNではその中から厳選されたエピソードが提供されました。日本での放送は35回に及び、特に字幕付きで目新しさがあったため、人気を集めました。しかし、2014年12月29日をもって放送が終了しました。

その後

2014年4月28日、ファーガソンは自身が同年12月に番組を降板する意向を発表しました。彼の後には、同じくイギリス出身のジェームズ・コーデンが4代目ホストとして番組を引き継ぎました。ファーガソン時代の独自のスタイルと、コーデンが持ち込んだ新しいエネルギーの融合が話題となり、後の『レイト・レイト・ショー』の発展へと繋がっていきました。

このように、『ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・クレイグ・ファーガソン』は、多様なトークのスタイルと魅力的なゲストによって、多くのファンに愛された番組であり続けました。

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