ザ・学園超女隊
『ザ・学園超女隊』は、
団龍彦による日本の
ライトノベル作品です。イラストは田中成治が担当し、
集英社文庫コバルトシリーズから1986年12月に刊行されました。1991年6月には
OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)が発売され、小説の世界観が映像でも楽しめるようになりました。
あらすじ
物語は、主人公である高校1年生の須藤由美が、学園に入学するところから始まります。由美は、予知能力、念動力、空中浮揚、瞬間移動という、4つの超能力を持っています。しかし、どの能力もまだ未熟で、完全に使いこなすことができませんでした。そのため、彼女は自分が超能力者であることを周囲に隠していました。
そんな中、由美は超能力研究会の部長である皇麗二が、生徒たちの前で超能力を披露する場面を目撃します。しかし、麗二の言動や態度に不信感を抱いた由美は、超能力研究会への入部を見送ります。そして、同じように超能力を持つ大蔵恵子(おケイ)と一色舞と共に、「学園超女隊」を結成し、超能力研究会の裏に隠された真実を暴くことを決意します。
登場人物
以下は、
OVA版における声優キャストを含む登場人物の紹介です。
学園超女隊
須藤由美:声 - 水谷優子
本作の主人公。高校1年生。予知能力、念動力、空中浮揚、瞬間移動という4つの超能力を持つものの、どれも未熟で、その力を十分に発揮できずにいます。
大蔵恵子(おケイ):声 - 伊藤美紀
由美の仲間。テレパシー能力者で、他人の心を読み取ることができます。
一色舞:声 - 勝生真沙子
由美の仲間。超人的な怪力の持ち主で、その力は並外れています。
その他
的場梨花:声 - 富沢美智恵
仁村尋:声 -
辻谷耕史
北斗悠:声 - 松本保典
皇麗二:超能力研究会の部長。
書籍情報
団龍彦(著) / 田中成治(イラスト) 『ザ・学園超女隊』 集英社〈集英社文庫コバルトシリーズ〉、1986年12月15日発売、ISBN 4-08-611004-0
『ザ・学園超女隊』 1991年6月27日発売 VHS:NRS-2035
原作 - 団龍彦(集英社)
プロデューサー - 浅賀隆郎、永井謙次
監督 - 出崎哲
脚本 - 早坂律子
キャラクターデザイン - ぢぁーむ
作画監督 - 小林ゆかり
演出・絵コンテ - 前島健一
美術監督 - 小板橋加代子
撮影監督 - 岡崎英夫
音響監督 -
清水勝則
音楽 - 伊藤信雄
制作 -
マジックバス
製作 - バンダイ
企画 - ダイナミック企画