シャンプーハット (お笑いコンビ)

シャンプーハット

シャンプーハットは、吉本興業の大阪本社に所属する日本のお笑いコンビであり、1994年11月に結成されました。メンバーは恋さんとてつじの2名で、関西を中心に活動しており、同期はNSC大阪校の13期生として扱われています。特に、二人はアイドルグループの吉本坂46のメンバーでもあり、現在は活動を休止しています。ここでは、シャンプーハットのメンバーや彼らの活動、芸風などについて詳しく探っていきましょう。

メンバー紹介

恋さん

• - 本名: 小出水 直樹（こいでみず なおき）
• - 生年月日: 1976年2月1日（48歳）
• - 役割: ボケ・ネタ作り担当

恋さんは、特に芸名を「こいで」として活動していた期間もあり、近年には「恋さん」と改名されました。特技のイラストでは、アナウンサーを題材にした似顔絵が特に有名です。彼は「オーマイガット出水トゥギャ樹」という別名義も有し、漫画連載『パパは漫才師』を通じて創造的な活動も行っています。また、父親としての顔も持ち、2019年には「第13回ベスト・ファーザー賞 in 関西」を受賞しています。近年では『KEIBA BEAT』のMCを務めており、幅広い活動を展開中です。

てつじ

• - 本名: 宮田 哲児（みやた てつじ）
• - 生年月日: 1975年8月7日（49歳）
• - 役割: ツッコミ担当

てつじは、刻んだ風貌からしばしば外国人に間違えられることがネタにされるユーモアのセンスを持ち、おもしろいエピソードが多数あります。彼は音楽にとてもこだわりがあり、自他共に認めるほどの音痴であることを逆にネタにしています。結婚と家庭を持っており、特技として将棋を楽しんでいます。過去に自身のつけ麺店をプロデュースしていたこともあり、食の面でも熱心な活動を見せていました。

コンビの来歴

シャンプーハットは、新大阪歯科技工士専門学校での出会いをきっかけに、心斎橋筋2丁目劇場で素人参加型ライブに挑戦するためにコンビを結成しました。当初は「ナイスフェイス」という名前でデビューしましたが、うまくいかず、様々な名前を経て、最終的に「シャンプーハット」に落ち着きました。98年の『オールザッツ漫才』での優勝など、彼らの活動は着実に評価されていき、東京での活動も経験しながら、多くの賞を受賞しています。一例として、2020年には「第55回上方漫才大賞」で大賞を受賞しました。

独特の芸風

シャンプーハットの漫才スタイルは、従来のようなボケとツッコミの明確な役割分担ではなく、恋さんのボケに対しててつじがツッコまずに納得したり持ち上げる独特の雰囲気があります。彼らはしばしば「Wボケ」のスタイルを取り入れており、漫才界に新風を吹き込んでいると評価されています。

メディア出演

シャンプーハットは、様々なテレビ、ラジオ、ウェブテレビ、CMと多岐にわたって活動しており、特に関西での人気は高く、定期的に出演している番組も多いです。現在、レギュラー出演している番組には『うまンchu』や『おはよう朝日土曜日です』、そして『KEIBA BEAT』などがあります。

シャンプーハットは、今後もそのユーモアで多くのファンを楽しませてくれることでしょう。

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