ショットガン刑事
『ショットガン刑事』は、
秋口ぎぐる氏による
ライトノベルシリーズ。イラストはたけひと氏が担当し、
富士見ミステリー文庫から全3巻が刊行されました。一風変わった設定と、個性的なキャラクターが織りなす物語は、多くの読者を魅了しました。
作品概要
物語の舞台は、北摂高校。この高校には、学内に警察組織が存在し、主人公である宇野辺虎男は、その中でも刑事部殺人課に所属しています。彼は通称「ショットガン刑事」と呼ばれ、その名の通り、ショットガンを武器に、学内で起こる様々な事件に立ち向かいます。
本作は、学園を舞台にした
ハードボイルドな犯罪小説であり、宇野辺虎男が、事件を解決するために奔走する姿が描かれています。学内マフィアの存在や、全国刑事部総会での殺人事件など、予測不能な展開が繰り広げられます。
登場人物
宇野辺虎男 / ショットガン刑事:
本作の主人公。北摂高校刑事部殺人課に所属する刑事。ショットガンを愛用し、その豪快な捜査で事件を解決していきます。
沢良宣イミコ / リボルバー娘:
1巻の事件の依頼人であり、後に虎男の親友となる少女。リボルバーを武器に戦う。
服部ヒトミ:
メガネをかけた、女顔で力のない男性。どのような役割を担うのかは
本編で。
エプロン刑事:
全裸刑事の兄を持つ刑事。
本人は恥じらいからエプロンのみを着用している。
その他にも、あぶなげない刑事、はぐれ刑事ポル・ポト派、刑事部長など、個性的なキャラクターが登場し、物語を彩ります。
用語
北摂高校:
学内に警察組織が存在する、特殊な高校。主人公の宇野辺虎男は、この高校の刑事部殺人課に所属しています。学内にはマフィアも存在し、3巻では抗争が勃発します。
全国刑事部総会:
2巻で舞台となるイベント。ここでは、初の殺人事件が発生し、宇野辺虎男は容疑者として疑われることになります。学内で起きた家宅侵入事件と、全国刑事部総会での事件には、何らかの接点があるようです。
既刊一覧
1. 『ショットガン刑事 炸裂!リボルバー娘。』 ISBN 4829161132
2. 『ショットガン刑事 強奪!エプロン刑事。』 ISBN 482916140X
3. 『ショットガン刑事 刑事暗殺。』 ISBN 4829161736
関連項目
* 『粛正プラトニック』シリーズ
本作の主要人物である宇野辺虎男の兄、宇野辺竜介が登場するシリーズ。
『ショットガン刑事』は、学園を舞台にした、一風変わった刑事物語。個性的なキャラクターと、予測不能な展開が魅力の作品です。ぜひ一度、手に取ってみてください。