ショーン・パウエル

ショーン・パウエル：アメリカンフットボール選手

ショーン・パウエル（Shawn Powell、1988年11月29日 - ）は、ジョージア州ローム出身のアメリカンフットボール選手で、ポジションはパンターでした。現在はフリーエージェントとなっています。

大学時代

フロリダ州立大学に進学したパウエルは、1年次の2008年に、当時のパンターであったグレアム・ガノーの負傷により、7試合に出場する機会を得ました。この年、彼は平均41.1ヤードのパントを記録しました。

2年次の2009年からは、正パンターとして活躍しました。この年、平均42.7ヤードを記録し、キャリア最長となる64ヤードのパントも蹴っています。

3年次の2010年には、自己ベストとなる平均44.3ヤードを記録しました。50回のパントのうち16回は敵陣20ヤード以内に蹴りこむという、正確なパントを披露しました。フロリダ大学戦では、相手の攻撃を自陣4ヤード、7ヤード、5ヤード地点から開始させるパントを蹴り、アトランティック・コースト・カンファレンスの週間最優秀選手スペシャルチーム部門に選出されました。

4年次の2011年には、平均47.0ヤードを記録し、ウォルター・キャンプ基金やコーチ協会からオールアメリカンファーストチームに、ESPNとRivals.comからはカンファレンスのファーストチームに選ばれるなど、高い評価を受けました。

プロ時代

2012年、パウエルはブライアン・ムーアマンとの間で、バッファロー・ビルズのパンターの座を争いましたが、開幕前の最終ロースターカットで解雇されました。しかし、第3週終了後、ムーアマンに代わり、ビルズと契約を結びました。この年、65回のパントのうち、タッチバックはわずか2回でしたが、その一方でアウト・オブ・バーンズに15回蹴りだし、敵陣20ヤード以内に蹴りこんだのは25回でした。

2013年、第5週のクリーブランド・ブラウンズとの試合で、トラビス・ベンジャミンにリターンTDを許した後、10月4日に解雇されました。その後、12月17日にケビン・フーバーが故障したシンシナティ・ベンガルズと契約を結びましたが、ボルチモア・レイブンズとの試合でわずか10ヤードのパントを蹴った後、再び解雇されました。


ショーン・パウエルのプロとしてのキャリアは、必ずしも安定したものではありませんでしたが、大学時代には目覚ましい活躍を見せ、その才能を発揮していました。

もう一度検索