シング・オン・ツアー

シング・オン・ツアー：映画『SING/シング|SING_シング』の世界を体感できるコンサートショー

「シング・オン・ツアー」は、ユニバーサル・パークス&リゾーツのイルミネーション・シアターで上演される、コンサート形式のショー・アトラクションです。大人気アニメーション映画『SING/シング|SING_シング』をテーマにしており、その感動と興奮をライブで味わうことができます。現在、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）とユニバーサル・スタジオ・北京で公演されています。

各パークでの展開

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

USJでは、2019年4月18日にハリウッド・エリアにオープンしました。「ホンモノ、来日。」というキャッチコピーが示すように、映画の世界が目の前に現れたかのような臨場感が味わえます。オープン前日には、バスター・ムーンの日本語吹替を担当した内村光良さんがサプライズで登場するオープニングセレモニーが開催され、大きな話題となりました。また、同年8月からは、J:COMが施設協賛しています。

ユニバーサル・スタジオ・北京

2021年9月20日のパークオープンと同時に、ミニオン・ランドにオープンしました。北京でも、映画のキャラクターたちが歌い踊る、エネルギッシュなショーを楽しむことができます。

ストーリー

舞台は「イルミネーション・シアター」。
劇場の支配人であるバスター・ムーンが率いるミュージカル・ショー「シング・オン・ツアー」の記念すべき第1回公演が始まろうとしています。しかし、開演直前に様々なトラブルが発生！

プリント基板の故障、ロジータの子供たちの騒ぎ、アッシュのギターアンプ探し、ジョニーのピアノの不調、ミーナのあがり症…。

そんな状況を知らずに、バスター・ムーンはゲストを劇場へ案内してしまいます。

アッシュ不在の中、ジョニーが「I'm Still Standing」を熱唱。グンターとロジータが「Shake It Off」、ミーナが「Don't You Worry 'bout a Thing」と続きます。ようやくアッシュが戻り「Set It All Free」を歌いますが、アンプのせいでプリント基板が壊れてしまいます。劇場は暗闇に包まれますが、ホタルイカの光に照らされ、最後はオールキャストで「Faith」を歌い上げ、感動的なフィナーレを迎えます。

登場人物

バスター・ムーン: コアラ。劇場の支配人。声 - 内村光良
アッシュ: ヤマアラシ。ソロでの再出発を決意。声 - 未公開
ジョニー: ゴリラ。ギャング一家の息子。声 - 未公開
グンター: ブタ。シンガー兼ダンサー。声 - 未公開
ロジータ: ブタ。25匹の子ブタの母親。声 - 未公開
ミーナ: ゾウ。内気な少女。声 - 未公開
ミス・クローリー: イグアナ。劇場の事務員。声 - 田中真弓

楽曲

本アトラクションで使用されている楽曲は、映画『SING/シング|SING_シング』の終盤で披露された曲が中心で、一部アレンジが加えられています。

ジョニー: I'm Still Standing
グンター、ロジータ: Shake It Off
ミーナ: Don't You Worry 'bout a Thing
アッシュ: Set It All Free
フィナーレ: Faith

製作秘話

2019年のアトラクション導入にあたり、「平和」「不安」「絆」というキーワードを基に、新時代にふさわしいアトラクションの開発が検討されました。その結果、映画『SING/シング|SING_シング』の世界を完全再現し、「全ての人と一緒に夢を見られるアトラクション」が誕生しました。

ブロードウェイのクリエイティブディレクター、デイミアン・グレイが演出を担当し、アニマトロニクスには新技術「エモーティカル・エクスプレッション・システム」が採用されています。

キャッチコピーに込められた想い

「ホンモノ、来日。」というキャッチコピーには、アトラクションの体験価値と、明るい未来への願いが込められています。

プロモーション

アトラクションのオープン前には、地上波で映画『SING/シング|SING_シング』が初放送され、リハーサル映像も公開されました。この異例のプロモーションは、大きな反響を呼びました。

「シング・オン・ツアー」は、映画の世界を忠実に再現した、歌とダンスと感動に満ちたエンターテイメントです。USJと北京を訪れた際には、ぜひ体験してみてください。

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