シンデレ少女と孤独な死神

シンデレ少女と孤独な死神

『シンデレ少女と孤独な死神』は、新木場ユキが原作、加藤よし江が作画を手がけた日本の漫画作品です。スクウェア・エニックスのウェブコミック配信サイト『ガンガンONLINE』にて、2011年9月22日から連載が開始されました。本作は、「スクウェア・エニックス毎週新連載プロジェクト16（2ndシーズン）」の第10弾作品として注目を集めましたが、2013年3月28日を最後に、原作者である新木場ユキの急病により無期限の休載となりました。その後、2015年6月17日に新木場ユキが逝去され、残念ながら物語は未完のまま、単行本3巻で完結となりました。

あらすじ

物語の舞台は、黄泉がえり伝説が残るパワースポットとして知られる神社がある、平和な羽々根島。この島に住む中学生、若苗彰は、刺激のない日々に飽き飽きし、島を出ることを夢見ていました。そんな彼女のクラスに、西神松枝郎という転校生がやってきます。

西神は、「僕と親しくなった人間は必ず死ぬ」と周囲に言い放ち、自らを死神と称します。彼の言葉の真意とは一体何なのでしょうか？

登場人物

若苗 彰（わかなえ あきら）
中学2年生。活発で正義感が強く、面倒見の良い性格。退屈な島の生活から抜け出すことを夢見ています。事故で一度命を落としますが、黄泉がえり伝説の力で蘇り、不死の体となります。しかし、島の外に出ると魂が砕け散るという制約を抱えることになります。初めて死んだ際、西神の本心を知り、彼の理解者となります。料理が得意で、好きなタイプは阿部寛。

西神 松枝郎（にしがみ まつしろう）
中学2年生。医者である叔父と共に島へやってきた転校生。卓越した記憶力と観察力を持ち、島で起こる事件の探偵役を務めます。過去に親しくなった人々が不幸に見舞われた経験から、周囲を遠ざけようとしますが、彰との出会いを通して変化していきます。口下手でひねくれた性格ですが、繊細な一面も持ち合わせています。読書が趣味。

西神 九郎（にしがみ くろう）
西神の叔父で、羽々根島で初めての医者。明るく社交的な性格で、西神のことをからかって楽しんでいます。西神と同様に読書好き。

比良坂 桃果（ひらさか とうか）

比良坂 樹（ひらさか いつき）
桃果の弟。

鎧塚 美智彦（よろいづか みちひこ）
生徒会長。

りん
彰のクラスメイト。

淀川（よどがわ）
島の住人。映画好きの少年。

平（たいら）
島の公民館の職員。

単行本情報

1. 2012年4月21日発売 ISBN 978-4-7575-3565-7
2. 2012年12月22日発売 ISBN 978-4-7575-3820-7
3. 2015年9月24日発売（電子書籍版のみ）

外部リンク

シンデレ少女と孤独な死神｜ガンスマ情報局｜SQUARE ENIX - ウェイバックマシン（2016年3月4日アーカイブ分）
* シンデレ少女と孤独な死神 - 漫画 - ガンガンONLINE -SQUARE ENIX- - ウェイバックマシン（2016年3月4日アーカイブ分）

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