シン・ニシムラ

シン・ニシムラ（1976年 - ）は、日本のテクノミュージシャン、DJとして知られています。

経歴

音楽との出会いは中学生時代に遡り、電気グルーヴの音楽に衝撃を受けたことがきっかけでした。1993年、イギリス留学中に本格的なクラブカルチャーに触れ、音楽への情熱を深めます。ミュージシャンとしての活動は、1996年に中国・上海へ留学した時代にスタートしました。

上海では、当時最も注目を集めていたクラブ「D.D's Club」にてレジデントDJを務め、上海のクラブシーンにおける中心人物の一人として活躍しました。香港を中心に活動していたテクネイジアらを上海に招聘し、共に音楽活動を行うなど、交流を深めました。

2001年のMAYDAY出演を機に、中国国外での活動が活発化します。同時期、中国国内のクラブに対する警察の取り締まりが強化されたこともあり、2002年に活動拠点を日本へと移しました。同年には、国内最大級のテクノフェスティバル「WIRE」に初出演を果たし、日本のテクノシーンにその名を刻みました。

自身の運営するレコードレーベルとして、Plus RecordsとDeka Traxxの2つを所有しています。これらのレーベルを通じて、自身の作品だけでなく、国内外の才能あるアーティストの作品も積極的にリリースし、テクノシーンの発展に貢献しています。

ディスコグラフィー

Star Light（2005年）
Vlow（2007年）
Identity Politics（2008年）
Identity Politics Remixes（2008年）
Mash (2012年)

ミックスCD

Plus Dj Mix Vol.3（2002年）
Mix With A Cheer（2006年）

外部リンク

公式HP

もう一度検索