シヴィル・ジョルジア

シヴィル・ジョルジア（Sivil Georgia, სივილ ჯორჯია）は、ジョージアの首都トビリシに本社を置く、日刊のオンラインニュースメディアです。

このメディアは、非政府組織「UN Association of Georgia」によって運営されており、アメリカ合衆国国際開発庁（USAID）、フリードリヒ・エーベルト財団、スイス開発協力庁といった国際的な組織から財政的な支援を受けています。これらの組織からの補助金によって、ウェブサイト運営にかかる費用の約98％が賄われています。

シヴィル・ジョルジアは2001年7月に設立され、カルトリ語（グルジア語）、英語、ロシア語の3か国語で情報発信を行っています。設立以来、ジョージア国内の政治情勢や社会生活に関する分析記事を定期的に公開し、独立した視点から情報を提供しています。このメディアの名称にある「ジョルジア」（ჯორჯია）は、英語の「Georgia」を翻字したものです。

2009年1月には、1日あたりのアクセス者数が1万人に到達したことが発表されており、ジョージア国内のオンラインメディアとして一定の影響力を持っていることが伺えます。

また、2008年8月には、南オセチア紛争の初期段階において、ロシアのハッカーによるサイバー攻撃を受け、一時的にウェブサイトがダウンするという事態も経験しました。この出来事は、オンラインメディアが政治的な紛争に巻き込まれる可能性を示唆する出来事として記録されています。

シヴィル・ジョルジアは、ジョージアの政治、社会情勢に関するニュースや分析を多言語で提供する重要な情報源として、国内外から注目されています。


外部リンク

* 公式ウェブサイト

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