ジェイムス・リザーランド(James Litherland、
1949年9月6日 - )は、
イングランドの
ランカシャー州
サルフォード出身の歌手であり、ギタリストです。彼は、
プログレッシブ・ロック・バンド、コロシアムの創設メンバーとしてその名を知られています。また、彼は著名な歌手であり音楽プロデューサーのジェイムス・ブレイクの父親でもあります。
コロシアムでの活躍
コロシアムは、1960年代後半から1970年代にかけて、
プログレッシブ・ロックとジャズ・ロックを融合させた独自のサウンドで人気を博しました。リザーランドは、その創設メンバーとして、バンドの初期の成功に大きく貢献しました。彼の
ギター演奏とボーカルは、コロシアムの音楽的特徴を形成する上で重要な役割を果たしました。
ソロ活動とその他のプロジェクト
コロシアム脱退後、リザーランドはソロアーティストとしても活動しています。彼はこれまでに、以下のソロアルバムを発表しています。
4th Estate (2006年)
Real Men Cry (2006年)
Back 'N Blue (2017年)
また、リザーランドは、モーグル・スラッシュやBanditといったバンドにも参加しています。さらに、彼は数多くのアーティストのアルバムにゲストミュージシャンとして参加しており、その幅広い音楽性を発揮しています。
ディスコグラフィ
以下は、ジェイムス・リザーランドが参加した主なアルバムの一覧です。
ソロ・アルバム
4th Estate (2006年)
Real Men Cry (2006年)
Back 'N Blue (2017年)
コロシアム
『コロシアム・ファースト・アルバム』 - Those Who Are About to Die Salute You (1969年)
『ヴァレンタイン組曲』 - Valentyne Suite (1969年)
『グラス・イズ・グリーナー』 - The Grass Is Greener (1970年) ※アメリカのみ発売
モーグル・スラッシュ
『モーグル・スラッシュ』 - Mogul Thrash (1971年) ※旧邦題『炸裂!モーグル・スラッシュ』
Bandit
Bandit (1976年)
Partners in Crime (1978年)
参加アルバム
The Fureys : Finbar Furey (1968年)
ジェイド : 『フライ・オン・ストレンジウイングス』 - Fly On Strangewings (1970年)
エドワーズ・ハンド : 『ストランデッド』 - Stranded (1970年)
エドワーズ・ハンド : Rainshine (1971年)
ロング・ジョン・ボールドリー : Everything Stops for Tea (1972年)
レオ・セイヤー : 『ジャスト・ア・ボーイ』 - Just a Boy (1974年)
スティーヴ・マリオット : 『マリオット』 - Marriott (1976年)
アレクシス・コーナー : The Party Album (1979年)
音楽的影響と評価
ジェイムス・リザーランドは、その多様な音楽性と才能によって、多くのミュージシャンに影響を与えてきました。彼の音楽は、
プログレッシブ・ロック、ジャズ、ブルースなど、様々なジャンルを融合させたものであり、その独創性は高く評価されています。
コロシアムでの活動やソロ作品を通して、彼は音楽史に確かな足跡を残しています。
外部リンク
公式ウェブサイト
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