ジェイムズ・サンズ

ジェイムズ・サンズ：アメリカの新世代を担うサッカー選手

ジェイムズ・ホーバン・サンズ（James Hoban Sands、2000年7月6日生まれ）は、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身のプロサッカー選手です。現在は、メジャーリーグサッカー（MLS）のニューヨーク・シティFCに所属し、アメリカ合衆国代表としても活躍しています。ポジションは主にMF（ミッドフィールダー）またはDF（ディフェンダー）として、その多才ぶりを発揮しています。

クラブでのキャリア

サンズは、幼少期からニューヨーク・シティFCの下部組織で育ちました。10歳でニューヨークFCのアカデミーに入団し、着実にステップアップ。U-16チームへの昇格後、双子の兄弟と共にニューヨーク・シティFCへ移籍しました。2017年1月には、下部組織の選手としては初のプレシーズンメンバーに選出され、その才能を早くから注目されていました。同年6月にはプロ契約を締結し、クラブ史上初のホームグロウンプレーヤーとなりました。2017年9月には、アンドレア・ピルロとの交代でプロデビューを果たしました。

2018年には、ルイビル・シティFCへ期限付き移籍し、U-17アメリカ代表で指導を受けたジョン・ハックワース監督の下でプレーしました。2019年には、守備的MFとしてレギュラーの座を獲得し、3バックシステム時にはセンターバックも務めるなど、チームに大きく貢献しました。

2022年1月には、スコットランドの強豪レンジャーズFCへ買取オプション付きの期限付き移籍を果たし、ヨーロッパでの挑戦を開始しました。

代表でのキャリア

サンズは、U-17アメリカ代表としてCONCACAF U-17選手権2017に出場し、レギュラーとして活躍しました。決勝ではメキシコにPK戦で敗れたものの、自身はPKを成功させ、大会ベストイレブンにも選出されるなど、高い評価を得ました。同年には、2017 FIFA U-17ワールドカップにも出場しています。

2021年7月には、CONCACAFゴールドカップのハイチ戦でアメリカ合衆国代表として初出場を果たしました。

タイトル

ニューヨーク・シティ
MLSカップ: 2021

レンジャーズ
スコティッシュカップ: 2021-22

アメリカ合衆国代表
* CONCACAFゴールドカップ: 2021

ジェイムズ・サンズは、クラブと代表の両方で着実に実績を積み重ねている、将来が期待される若手選手です。彼の今後の活躍から目が離せません。

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