ジェシー・ベイツ

ジェシー・ベイツ3世：卓越した才能を持つNFLセーフティ

ジェシー・ベイツ3世（Jessie Bates III）は、1997年2月26日生まれのアメリカンフットボール選手で、NFLのアトランタ・ファルコンズに所属しています。ポジションはフリーセーフティ。

大学時代

ベイツはウェイクフォレスト大学でその才能を開花させました。2年生の2016年シーズンから出場機会を得ると、100タックル、5インターセプトという目覚ましい成績を記録。USAトゥデイのフレッシュマンオールアメリカン、オールACCセカンドチームに選出されるなど、早くもその実力を高く評価されました。

2017年シーズンも79タックル、5パスディフレクションと安定した成績を残し、シーズン終了後、2018年のNFLドラフトにアーリーエントリーすることを決意しました。

NFLでの活躍

シンシナティ・ベンガルズ時代

2018年のNFLドラフトで、ベイツは全体54位でシンシナティ・ベンガルズに指名され、4年総額494万ドルのルーキー契約を結びました。トレーニングキャンプで好成績を収め、開幕から先発の座を掴みました。

第2週のボルチモア・レイブンズ戦で、ジョー・フラッコからキャリア初のインターセプトを記録。第7週のカンザスシティ・チーフス戦では、シーズン最多となる12タックルを記録しました。さらに、翌週のタンパベイ・バッカニアーズ戦では、ジェイミス・ウィンストンからインターセプトを奪い、そのままタッチダウンを決めました。このシーズン、ベイツは111タックル、7パスディフレクション、3インターセプトを記録し、オールルーキーチームに選ばれました。

2019年シーズンは、第10週のレイブンズ戦でロバート・グリフィン3世から、第14週のクリーブランド・ブラウンズ戦ではベイカー・メイフィールドからインターセプトを記録しました。

2020年シーズンは、第6週のインディアナポリス・コルツ戦でフィリップ・リバースから、第11週のワシントン・フットボールチーム戦ではアレックス・スミスからインターセプトを記録。この活躍が認められ、オールプロセカンドチームに選出されました。

2021年シーズン、ベンガルズはスーパーボウルに進出。ロサンゼルス・ラムズとの対戦で、ベイツはマシュー・スタッフォードからインターセプトを記録しましたが、チームは惜しくも敗れました。

2022年シーズンは、ベンガルズからフランチャイズタグを指定され、新たな1年契約に合意しました。

アトランタ・ファルコンズ時代

2023年、ベイツはアトランタ・ファルコンズと4年総額6,402万ドルの契約を結びました。カロライナ・パンサーズとの開幕戦で移籍後初出場を飾り、10タックル、2インターセプトを記録して勝利に大きく貢献。NFCの週間最優秀守備選手に選ばれました。

まとめ

ジェシー・ベイツ3世は、大学時代から非凡な才能を発揮し、NFLでも着実に実績を重ねている選手です。アトランタ・ファルコンズでの今後の活躍にも目が離せません。

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