ジェットコースターラブ
KARAの3枚目の
シングル「ジェットコースターラブ」は、2011年
4月6日に発売された楽曲です。この
シングルは、日本市場に向けて初めて制作されたもので、全て日本語の歌詞が採用されています。これまで発表された楽曲は韓国語の楽曲に日本語の歌詞を載せたものでしたが、本作では最初から日本語でのパフォーマンスを意図した作品となっています。
リリースと仕様
「ジェットコースターラブ」は、初回盤A、B、Cと通常盤の4形態でリリースされました。初回盤はそれぞれ異なるジャケットデザインと特典が付いており、通常盤は初回盤Cと同じ内容が使用されています。元々の発売予定日は2011年
3月23日でしたが、
東北地方太平洋沖地震の影響により延期され、最終的に
4月6日にユニバーサルミュージックからリリースされることとなりました。この楽曲の収益の一部は、震災の被災地への義援金として寄付されており、
KARAの実演家
印税を含む所有権利料が全額寄付されました。
チャートでの成功
楽曲はリリース当初から高評価を得ており、オリコンの2011年
4月7日付のデイリー
シングルランキングで1位を獲得しました。初週の売上は12.3万枚を記録し、これによって前作の累計売上を上回ります。その結果、
4月18日付の週間
シングルランキングでも1位に位置付けられ、これにより
堂本剛の連続1位を阻止しました。また、この結果は海外女性グループとしては
ノーランズの「
ダンシング・シスター」に続く、30年以上の月日を経た歴史的な記録でもあり、その初登場首位は
1968年からの43年の間で達成された初めての快挙となりました。さらに、海外女性アーティストとしては
BoAが
2005年に記録した「DO THE MOTION」以来、6年ぶりの首位獲得となりました。
楽曲の収録内容
シングルには、以下のような収録曲が含まれています。
- ジェットコースターラブ
- ジェットコースターラブ (Music Clip)
- ジェットコースターラブ (Dance Shot Ver.)
- ジェットコースターラブ (Music Clip オフショット)
また、この楽曲は以下のタイアップにも使用されました。
ビデオクリップとその他の評価
「ジェットコースターラブ」は、そのダンスパフォーマンスや音楽ビデオの映像美でも注目され、2011年上半期のビデオクリップランキングで5位を記録しました。さらに、累計売上は
6月20日付までに19.8万枚を記録し、オリコンの2011年上半期ランキングでも12位にランクインしました。
これらの成功により「ジェットコースターラブ」は、
KARAの日本での活動において重要な位置を占めることとなり、以後の展開へとつながる原動力となりました。