ジェーソン

株式会社ジェーソンについて

株式会社ジェーソンは、東京都、千葉県、埼玉県、茨城県、神奈川県、栃木県、群馬県といった首都圏を中心に、ディスカウントストアをチェーン展開している企業です。食料品、酒類から洗剤、化粧品、ペット用品、衣料品まで、幅広い商品を総合的に取り扱う「バラエティストア」として、地域住民の生活を支えています。

特徴

ジェーソンの創業は1984年で、ディスカウントストア大手のドン・キホーテよりも5年早く開業しています。1998年以降、高額商品の取り扱いを止め、生活必需品や消耗品を中心に販売する形態へと転換しました。2017年10月時点で104店舗を展開しています。

2007年には大阪証券取引所ヘラクレス市場（現東京証券取引所ジャスダック市場）に上場し、利益重視の経営システム、店舗運営の生産性重視、徹底的なムダの排除といったビジネスモデルで、小商圏でも低価格で商品を提供し、利益を上げられる仕組みを構築しています。

2017年には西多摩地区に第2物流センターを立ち上げ、自社物流に取り組むことでコスト削減を図っています。また、新規出店においては、大型店舗を主体とする方針に転換し、物流の改善と出店加速による労働生産性の向上を目指しています。

2019年11月からは全店舗で電子マネーとクレジットカード決済に対応しました。当初はVISAとMasterCardのみでしたが、現在はJCB、アメックス、銀聯、DISCOVERも利用可能となっています。電子マネーはSuica、PASMOなどの交通系ICカードやiDに対応しています。

沿革

1983年: 埼玉県川口市に株式会社クルメとして設立。
1984年: 株式会社ジェーソンとして創業。和光店、昭島店を開店。
1985年: 社名を株式会社ジェーソンに変更。
1986年: 後の本社となる沼南店（現：柏沼南店）を開店。
1989年: 商品仕入のために株式会社スパイラルを設立。
1999年: 中国上海に現地法人を設立。
2001年: 商品自動補充システム「JIOS」を開発し、全店で本格運用開始。
2007年: 大阪証券取引所ヘラクレス市場に上場。
2010年: 大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2013年: 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2017年: 第2物流センターを設置。
2018年: 第3物流センターを設置。
2019年: 全店舗で電子マネー、クレジットカード決済が可能に。

店舗

詳細は公式サイトの店舗情報をご参照ください。

開店・閉店した店舗

2007年から2019年にかけて、多数の店舗の開店と閉店がありました。詳細は以下の通りです。

2007年:
開店: 川口芝店, 東鎌ヶ谷店, 境町店, 船橋藤原店, 足立辰沼店, 八王子上柚木店, 三郷店, 練馬西大泉店, 狭山入曽店, 武蔵村山店, 戸田本町店
閉店: 松戸店
2008年:
開店: 新松戸店, 練馬高松店, 川越旭町店, 青梅今寺店, 三郷戸ヶ崎店, 練馬中村橋店, 千葉都町店, 岩槻西町店
2009年:
開店: 松戸河原塚店, 八王子楢原店, 松戸五香店, 浦和三室店, 千葉大宮台店, 千葉みつわ台店, 船橋金杉店, 柏豊四季店, 松戸古ヶ崎店, 北本店, つくば竹園店, 松戸五香西店
2010年:
開店: 府中若松店, 下総中山店, 足立鹿浜店, 鎌ヶ谷店, 船橋山野町店
閉店: 船橋習志野台店, 土浦高津店
2011年:
閉店: 大田中央店, 牛久中央店, 足立六木店
2012年:
開店: 足立竹の塚店
閉店: 野田花井店, 越谷花田店
2013年:
開店: 行田店, 市原辰巳台店, 武蔵村山学園店, 成田店
閉店: 白井店, 越谷赤山店
2014年:
開店: 鶴ヶ島店, 加須店
閉店: 昭島店
2015年:
開店: 水戸店, 八王子宇津木台店, 下館店, 岩瀬店, 千葉末広店, 行方店, 富里店
閉店: 蕨南町店
2016年:
開店: 千代田店, 上尾店, 成田三里塚店, 佐貫店, 白岡店, 取手東店, 吉川駅前通り店, 相模原下九沢店
閉店: 三和店, 吉川店, 成城店
2017年:
開店: 明野店, 蕨南町店, つくば桜店, 国分寺並木町店, 水戸河和田店
閉店: 下館店, 戸頭店, 足立谷在家店
2018年:
開店: 本庄店
閉店: 相模原下九沢店, 練馬石神井台店
2019年:
開店: 草加店, 壬生店, 前橋インターアカマル店, 柏西原店
2022年:
閉店: 千葉末広店

外部リンク

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