ジェームス小野田

ジェームス小野田（本名：小野田安秀）は、1959年11月8日生まれ、神奈川県川崎市出身のミュージシャン、歌手、俳優です。米米CLUBとJ.O.PROJECTのメンバーとして活動しています。

人物

文化学院在学中に大久保謙作と米米CLUBを結成。1982年に石井竜也の勧めで本格的な音楽活動を開始しました。米米CLUBでは中心メンバーとして活躍し、その奇抜なビジュアルとメイクはバンドの代名詞となりました。メイク姿をまとめた写真集や週めくりカレンダーも発売され、そのアートワークはきゃりーぱみゅぱみゅにも影響を与えたとされています。

ステージ上での強面な印象とは異なり、素顔は気さくで柔和な性格です。文化学院卒業後には建築士1級の資格を取得し、米米CLUB再結成前のソロ活動時代には宅建の資格も取得しています。

2013年には自身の名を冠した音楽プロジェクトJ.O.PROJECTを始動。ライブでは、自身の楽曲だけでなく、米米CLUBの代表曲もカバーしています。山本リンダの歌を披露することも多く、ホラー映画が好きで、趣味は書道、音楽はジャズやソウルミュージックを好むなど、多岐にわたる一面を持ち合わせています。アルバム『Phi』に収録されている「紅い人」は、彼が作詞作曲を手がけた楽曲です。

活動

米米CLUBでは、ビジュアル面を担い、独特のメイクや衣装、被り物で観客を魅了しました。そのビジュアルは、後進のアーティストにも影響を与え、特にきゃりーぱみゅぱみゅは彼を尊敬していると公言しています。また、素顔での出演時には、サングラスや眼鏡をかける姿も見られます。

ソロ活動やJ.O.PROJECTでは、米米CLUBの楽曲を自身のボーカルで披露するだけでなく、『Shake Hip!』『浪漫飛行』『君がいるだけで』といった石井竜也がリードボーカルを務めた楽曲もカバーしています。俳優としても活動しており、本名名義でミュージカルに出演するなど、舞台を中心に活動しています。

出演

テレビ番組では、『ポンキッキーズ』や『フルーツサンデー』でMCを務めたほか、『THE夜もヒッパレ』『ものまねバトル』などのバラエティ番組にも出演。声優としても『ファイテンション☆スクール』で声の出演をしています。近年では、『たけしのこれがホントのニッポン芸能史』『クイズ!脳ベルSHOW』『じっくり聞いタロウ〜スター近況㊙報告〜』などの番組に出演しています。

舞台では、一人芝居『江分利満氏の優雅な生活』をはじめ、ロックミュージカル『ROCK OPERA HAMLET』、ミュージカル『不思議な国のアリス』など、数多くの作品に出演。近年では、『銀河英雄伝説』、『Shalll We Judge!?』、『Little Fandango』、『A New Musical ALICE』など、多彩なジャンルの舞台で活躍しています。また、京劇にも出演しており、『孫悟空vs白骨精』では猪八戒役を演じています。

映画では、『レズパラ』で吹き替えを担当し、Vシネマ『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダー スペクター』にも出演。テレビアニメでは、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』や『ラブ米 -WE LOVE RICE-』で声優を務めています。

CDでは、『まけるな! もんじゃ』『親娘だよ』『筋肉ダンス DE まっちょっちょ』などをリリースし、2014年には『BLUE SOUL』を発表しています。インターネット番組では、『ジェームズ小野田アワー』に出演。

その他、プリンセス天功のイリュージョンショーや、薗田憲一とデキシーキングス、東京キューバンボーイズのコンサートにも特別出演するなど、幅広い活動を展開しています。

関連事項

米米CLUB
J.O.PROJECT

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