ジェームズ・アウトマン

ジェームズ・マシュー・アウトマンについて

ジェームズ・マシュー・アウトマン（James Matthew Outman）は、1997年5月14日生まれのアメリカ合衆国カリフォルニア州レッドウッドシティ出身のプロ野球選手です。現在はメジャーリーグベースボール（MLB）のロサンゼルス・ドジャースに所属しており、主に外野手として活躍しています。

経歴

プロ入り前

アウトマンは、若い頃から様々なスポーツに親しみました。高校時代には野球で捕手、アメリカンフットボールではラインバッカーとしての才能を発揮しました。高校教育を終えた後、彼は大学に進学し、そこで野球に専念することを決意。大学では外野手としてプレーし、そのキャリアをスタートさせました。彼の身体はフットボールで培った強靭なものですが、それが彼のスイングに影響を与え、初めは独特のリズムと言われました。

プロ入りとドジャース時代

2018年、アウトマンはMLBドラフトの7巡目でロサンゼルス・ドジャースに指名されてプロ選手の道を歩み始めました。彼のプロデビューは、ドジャース傘下のルーキー+級オグデン・ラプターズでの55試合出場で、打率.264、11本塁打、33打点を記録しました。2019年にはA級グレートレイクス・ルーンズに移り119試合に出場し、打率.226、19本塁打、56打点という成績を収めました。しかし、2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグが開催されず、出場機会はありませんでした。

2021年にはA+級グレートレイクスからAA級タルサ・ドリラーズへ昇格し、104試合に出場しました。そのシーズンの成績は、打率.266、18本塁打、54打点でした。この年のオフには、ルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために、ドジャースはアウトマンを40人枠に登録しました。

2022年はAA級タルサでシーズンを迎え、6月にAAA級オクラホマシティ・ドジャースへ昇格しました。そして7月31日、メジャーリーグに昇格し、見事メジャーデビューを果たしました。初打席ではヘルマン・マルケスから本塁打を放ち、多くのファンの注目を集めました。2022年シーズンは4試合の出場に留まりましたが、13打数6安打、打率.462、1本塁打、3打点という素晴らしい成績を残し、メジャーでもその実力を証明しました。

2023年シーズンは、開幕戦からスタメンとして起用され、151試合に出場。打率.248、23本塁打、70打点、さらに16盗塁を記録するなど、インパクトのある活躍を見せました。しかし、181三振といった課題も残しました。守備においては、強肩と広い守備範囲を擁し、スタットキャストの指標「OAA（Outs Above Average）」では「+9」と高い評価を得て、メジャー全体の外野手の中で7位を記録するほどでした。また、ナ・リーグ新人王投票でも3位という好成績を収め、多くの期待を集めています。2024年3月20日には、開幕ロースターにも名を連ねるなど、アウトマンの今後の成長が楽しみです。

詳細情報

• - 年度別打撃成績（2023年度シーズン終了時）
• - 年度別守備成績（2023年度シーズン終了時）
• - 背番号

- 77（2022年）
- 33（2023年 - ）

関連項目

• - [メジャーリーグベースボール]]の選手一覧
• - [選手の通算成績と情報
• - Sacramento State Hornets bio

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