ジェームズ・ジェゴー

ジェームズ・アレクサンダー・ジェゴー

ジェームズ・アレクサンダー・ジェゴー（James Alexander Jeggo）は、1992年2月12日にウィーンで生まれたサッカー選手です。オーストラリアとオーストリア、さらにはイングランドを代表してプレーし、特にオーストラリア代表としての活躍が注目されています。彼のポジションはミッドフィールダーで、多才なプレースタイルで知られています。

クラブキャリア

ジェゴーは、幼少期にメルボルンに移住し、2010年にはメルボルン・ヴィクトリーFCの下部組織に加入しました。ユースリーグでの素晴らしいプレーが評価され、2011年にはプロ契約を締結。初のトップチーム出場は同年11月で、すぐにファンから「ジミー」の愛称を得るほどの活躍を見せました。2012年にはスターティングメンバーに選ばれ、初ゴールも記録するなど、将来を期待される選手となったものの、次のシーズンでは出場機会が激減しました。

その後、2014年にアデレード・ユナイテッドFCに移籍し、ここで再びレギュラーとしての地位をしっかりと築きました。彼はそのシーズンのAリーグ若手選手賞を受賞し、FFAカップ決勝でもフル出場を果たし、自身初のタイトルを手に入れました。

2016年にはオーストリアのSKシュトゥルム・グラーツに移籍し、同チームでも主力選手として活躍。2018年にはオーストリア・カップも制覇し、その才能をさらに証明しました。しかし同年、契約更新を拒否し、FKアウストリア・ウィーンに移籍します。

彼はその後、アリス・テッサロニキ（ギリシャ）、KASオイペン（ベルギー）と渡り歩き、各地でのプレーが今も続いています。

代表歴

ジェゴーはオーストラリア代表としての道を歩むことを選択しました。2011年にはU-23代表に選出され、ロンドンオリンピックのアジア予選に参戦。2016-17シーズンにはシュトゥルム・グラーツでレギュラーを獲得し、2018年ワールドカップのアジア3次予選では、サウジアラビアや日本を相手にした代表メンバーにも選ばれました。

その後、FIFAコンフェデレーションズカップ2017に選ばれるものの、出場機会が与えられることはありませんでした。初めての代表出場は2018年11月20日のレバノンとの親善試合であり、この試合で彼は74分に交代でピッチに立つと、結果的に3-0で勝利を収めました。

家族

ジェゴーの弟、ルク・ジェゴーもサッカー選手として活躍しており、彼の家族はスポーツ界での成功に関わっています。サッカーを通じて築いた絆は、彼らの人生の重要な部分となっています。

ジェームズ・ジェゴーは、自身のサッカーキャリアを通して多くのタイトルを獲得し、国際舞台での活躍を続けています。彼の今後の動向にも注目が集まります。

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