ジェームズ・ジョーンズ (バスケットボール)

ジェームズ・アンドリュー・ジョーンズ（James Andrew Jones、1980年10月4日生まれ）は、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ出身の元プロバスケットボール選手です。NBAのクリーブランド・キャバリアーズなどで活躍し、現在はフェニックス・サンズの球団副社長を務めています。

身長203cm、体重98kgで、ポジションはスモールフォワード。リーグ屈指のシューターとして知られていました。

プロ入りとNBAでの活躍

マイアミ大学卒業後、2003年のNBAドラフトでインディアナ・ペイサーズから2巡目49位で指名され、NBA入りを果たします。2年目には出場機会が増加し、3ポイントシュート成功率39.8%（リーグ25位）を記録しました。

2005年8月25日、ドラフト2巡目指名権とのトレードでフェニックス・サンズに移籍。2007年6月には、ルディ・フェルナンデスとともに金銭トレードでポートランド・トレイルブレイザーズへ移籍しました。このシーズンには、キャリアハイとなる3ポイントシュート成功率44.4%（リーグ3位）をマークし、リーグ屈指のシューターとしての評価を確立しました。

2008年オフには、プレーヤーオプションを行使せずにフリーエージェントとなり、マイアミ・ヒートと契約。地元マイアミ出身の選手として人気を集め、2012年からのヒート2連覇に貢献しました。

2014年7月には、レブロン・ジェームズを追ってクリーブランド・キャバリアーズと1年契約を結びました。2016年には、6年連続ファイナル進出という偉業を達成し、自身3つ目のチャンピオンリングを獲得。

2016年7月、レブロン・ジェームズと共に7年連続ファイナル進出と4つ目の優勝を目指し、キャバリアーズと1年契約を締結しましたが、ゴールデンステート・ウォリアーズに敗れました。

2017年7月19日、現役引退を発表し、フェニックス・サンズの副社長に就任しました。

プレースタイル

正確無比な3ポイントシュートを武器とするシューターであり、NBA屈指の成功率を誇りました。また、高いバスケットボールIQを持ち、チームプレーに徹する姿勢も評価されていました。

引退後

引退後は、フェニックス・サンズの球団副社長として、チームの運営に携わっています。選手育成やチーム戦略の立案など、多岐にわたる業務を担当し、サンズの再建に貢献しています。

もう一度検索