ジスラン・コナン

ジスラン・ヌクロモンド・コナン（Ghislain N'Clomande Konan, 1995年12月27日 - ）は、コートジボワールのアビジャンで生まれ、サッカー選手としてのキャリアをスタートさせました。現在はサウジアラビアのアル・ナスルFCに所属し、ディフェンダーとしてチームに貢献しています。また、コートジボワール代表としても活躍しています。

クラブでの経歴

コナンは、母国のクラブであるASECミモザで才能を磨き、その後、ポルトガル・プリメイラ・リーガのヴィトーリアSCへ移籍しました。2016年12月10日には、ボアヴィスタFC戦でトップリーグデビューを果たしました。

2017年夏には、フランスのスタッド・ランスに360万ユーロで移籍。ランスでは、その安定した守備力でチームに大きく貢献し、2021-22シーズンにはオリンピック・リヨンやフェネルバフチェSKといった名門クラブからの関心を集めるほどになりました。

そして2022年7月7日、コナンは新たな挑戦の場として、サウジアラビアのアル・ナスルFCへ完全移籍しました。アル・ナスルでは、持ち前のディフェンス能力を活かし、チームの勝利に貢献することが期待されています。

代表での経歴

コナンは、コートジボワール代表としても重要な役割を担っています。2017年10月6日には、マリ代表戦で代表デビューを果たしました。2020年10月には、日本代表との親善試合に出場する予定でしたが、直前にチームを離脱することとなりました。今後の代表での活躍も期待されています。

ジスラン・コナンのプレースタイルは、強靭なフィジカルと高い戦術理解度に基づいた、安定感のあるディフェンスが持ち味です。対人戦での強さだけでなく、的確なポジショニングと冷静な判断で、相手の攻撃を封じ込めます。また、攻撃時には正確なパスでビルドアップに貢献するなど、総合的な能力の高さも魅力です。


ジスラン・コナンは、クラブと代表の両方で、今後の更なる活躍が期待される注目のサッカー選手です。

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