ジミー・コンラッド

ジミー・コンラッド（Jimmy Conrad、1977年2月12日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アルカディア出身の元プロサッカー選手です。現役時代は主にDFとして活躍し、アメリカ合衆国代表としても重要な役割を果たしました。

経歴

コンラッドは、サンディエゴ州立大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校でサッカーをプレーした後、1998年にサンディエゴ・フラッシュでプロキャリアをスタートさせました。その後、サンノゼ・アースクエイクスへ移籍し、複数のクラブへのローン移籍を経て、カンザスシティ・ウィザーズ（後のスポルティング・カンザスシティ）で中心選手として長年活躍しました。2011年にはチーヴァスUSAでプレーし、現役を引退しました。

代表での活躍

2005年7月には、CONCACAFゴールドカップでアメリカ代表デビューを果たし、全6試合に出場して優勝に貢献しました。その活躍が認められ、2006 FIFAワールドカップのメンバーにも選出され、2試合に出場しました。その後も、コパ・アメリカ2007や2009 CONCACAFゴールドカップなど、数々の国際大会に出場。2010年までに28試合に出場し、1得点を記録しました。代表では、ディフェンスの要としてチームを支え、そのリーダーシップと献身的なプレーで多くのファンを魅了しました。

引退後

引退後は、サッカー解説者として活躍する傍ら、自身のYouTubeチャンネルを開設し、サッカーに関する様々な情報を発信しています。ユーモアを交えた解説や、選手へのインタビューなど、独自のコンテンツで人気を集めています。また、若い世代の育成にも力を入れており、サッカークリニックなどを開催しています。

プレースタイル

コンラッドは、強靭なフィジカルと高い戦術理解度を兼ね備えたDFでした。空中戦に強く、的確なカバーリングで相手の攻撃を封じ込めました。また、リーダーシップにも優れており、チームを鼓舞する存在としても重宝されました。

タイトル

NCAA男子ディビジョンIサッカーチャンピオンシップ: 1997 (カリフォルニア大学ロサンゼルス校)
CONCACAFゴールドカップ: 2005 (アメリカ代表)
* MLSベストイレブン: 2004, 2005, 2006, 2008

ジミー・コンラッドは、アメリカサッカー界に大きな足跡を残した偉大な選手の一人として、その功績は長く語り継がれるでしょう。

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