NCAA男子ディビジョンIサッカーチャンピオンシップ

NCAA男子ディビジョンIサッカーチャンピオンシップ

NCAA男子ディビジョンIサッカーチャンピオンシップは、アメリカ合衆国の大学チームによって争われる、サッカーの全米大学No.1を決める大会です。1959年に8チーム参加のトーナメントとして始まり、現在では48チームが参加する大規模な大会へと発展しました。

ディビジョンIにおいて、過去最も多くの優勝を誇る大学はセントルイス大学（10回）。次いでインディアナ大学（8回）、バージニア大学（7回）となっています。

大会の準決勝と決勝は、男女ともに「カレッジカップ（College Cup）」という名称で親しまれています。

大会形式

トーナメント方式

48チームが参加し、シングルイリミネーション方式のトーナメントで優勝を争います。出場チームの内訳は、以下の通りです。

自動出場権（Automatic Bids）： 22チーム
アットラージ・ビッド（At-Large Bids）： 26チーム

自動出場権

22のカンファレンスには、自動出場権が付与されます。各カンファレンスは、カンファレンス・チャンピオンシップのフォーマットを決定し、自動出場権を獲得する学校を決定します。多くのカンファレンスではトーナメント戦が採用されますが、一部にはレギュラーシーズンの優勝チームに自動出場権を与えるカンファレンスも存在します。

アットラージ・ビッド

残りの26チームは、アットラージ・ビッドとして選出されます。NCAAによって全国8地域に分割された各地域の代表者による委員会が、チームを選考します。選考の際には、成績や対戦相手の強さを客観的に比較するための指標であるRPI（Ratings Percentage Index）などが用いられます。

シード順位

上位16チームにはシードが与えられ、ノックアウトトーナメントの1回戦は不戦勝となります。その他の32チームは、地理的な要因を考慮してグループ分けされます。最初の4ラウンドは、原則としてシード順位が上位の学校のホームグラウンドで開催されます。

カレッジカップ

準決勝と決勝は「カレッジカップ」と呼ばれ、事前に定められた会場で開催されます。

歴代優勝チーム（一部）

（省略）

学校別優勝回数（上位）

セントルイス大学: 10回
インディアナ大学: 8回
バージニア大学: 7回
メリーランド大学: 4回
UCLA: 4回

脚注

OTはオーバータイム（延長戦）の略
* PKはPK戦の略

もう一度検索