ジミー・ジョーンズ (バスケットボール)

ジェームズ・"ジミー"・ジョーンズ：ABAを彩った名ポイントガード

ジェームズ・"ジミー"・ジョーンズ（James "Jimmy" Jones, 1945年1月1日 - ）は、アメリカ合衆国出身の元プロバスケットボール選手です。193cmの身長と85kgの体重で、ポイントガードとして活躍し、ABA（アメリカン・バスケットボール・アソシエーション）時代に6度もオールスターに選出されるなど、輝かしい実績を残しました。

ABAでの華々しいキャリア

グランブリング州立大学出身のジョーンズは、1967年のNBAドラフトでボルティモア・ブレッツから全体13位で指名を受けましたが、NBAではなく、同年創設されたABAのニューオーリンズ・バッカニアーズに入団します。この選択が、彼の才能を開花させることとなりました。

ルーキーイヤーから、ジョーンズは平均18.8得点を記録し、オールルーキー1stチームに選出される活躍を見せます。さらに、この年から4年連続でオールスターに出場するなど、リーグを代表する選手としての地位を確立しました。1年目には、チームをファイナルに導きましたが、ピッツバーグ・パイパーズに敗れ、優勝は逃しました。

1968-69シーズンには、平均26.6得点（リーグ2位）、5.7アシスト（同4位）、フィールドゴール成功率.535（同1位）という素晴らしい成績を残し、MVP投票では4位に入りました。プレーオフでも平均30.2得点と、その得点能力の高さを如何なく発揮しました。

1971年、ジョーンズはユタ・スターズに移籍し、1973年から2年連続でオールスターに選出されました。1973-74シーズンには、リーグ首位となるフリースロー成功率.884を記録し、ウィリー・ワイズと共にチームをファイナルに導きましたが、ニューヨーク・ネッツに敗れました。

NBAへの挑戦と引退

1974年、ジョーンズはNBAのワシントン・ブレッツに移籍し、3シーズンプレーした後、現役を引退しました。

ABAとNBAを合算した通算成績は、686試合に出場し、11,366得点、3,069アシスト（平均16.6得点、4.5アシスト）となっています。ABA通算10,465得点は、リーグ史上11位にランクされています。

ジェームズ・"ジミー"・ジョーンズは、ABAという舞台でその才能を最大限に発揮し、数々の記録と記憶に残るプレーで、多くのファンを魅了しました。彼の輝かしいキャリアは、バスケットボール史にその名を刻んでいます。

個人成績

レギュラーシーズン
プレーオフ

外部リンク

* Basketball-Reference.com

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