ジム・ポラード

ジェームズ・クリフォード・ポラード：レイカーズ王朝を支えた名フォワード

ジェームズ・クリフォード・ポラード（James Clifford Pollard, 1922年7月9日 - 1993年1月22日）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オークランド出身のバスケットボール選手、指導者。

選手キャリア

スタンフォード大学では中心選手として活躍し、1942年のNCAAトーナメントで優勝。しかし、決勝戦は病気のため出場できなかった。

1947年のBAAドラフトでシカゴ・スタッグズから指名を受けるも入団せず、NBLのミネアポリス・レイカーズに入団。ジョージ・マイカンとの強力なフロントラインを形成し、チームを牽引した。

1947年にはNBLチャンピオンシップで優勝。1948年にレイカーズがBAAに移籍すると、ポラードは平均14.8得点を記録し、オールBAA1stチームに選出。チームもBAAファイナルで優勝を果たした。

翌シーズンにはヴァーン・ミッケルセンが加入し、レイカーズはNBA初の連覇を達成。1950-51シーズンにはポラード自身もオールスターに初出場を果たす。

1951年、リーグはレイカーズのインサイドの優位性を抑制するため、制限区域を拡大。しかし、レイカーズはその後も3連覇を達成し、ポラードは5つのチャンピオンリングを手に入れた。

マイカンの引退後、ポラードは1954-55シーズンに引退。BAA/NBAでの通算成績は、通算5762得点2487リバウンド、平均13.2得点7.8リバウンドだった。

プレースタイルと業績

高い身体能力を生かしたプレースタイルが特徴で、フリースローラインからダンクを決めるほどの跳躍力から「カンガルー・キッド」の異名をとった。また、ジャンプシュートの精度も高く、特にコーナーからのシュートを得意とした。

主な業績

オールNBL1stチーム
オールNBA（BAA）1stチーム：1949年, 1950年
オールNBA2ndチーム：1952年, 1954年
NBAオールスターゲーム：1951年, 1952年, 1954年, 1955年
* バスケットボール殿堂入り

コーチキャリア

現役引退後は指導者としても活動。ラサール大学や古巣ミネアポリス・レイカーズ、シカゴ・パッカーズ、ABAのミネソタ・マスキーズなどでヘッドコーチを歴任した。

個人成績

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