ジャグラーガール

ジャグラーガール：革新と伝統が融合した異色のジャグラー

ジャグラーガールは、2003年に北電子が開発・販売したパチスロ機です。従来のジャグラーシリーズから大胆なモデルチェンジを遂げ、多くのファンに衝撃を与えました。

操作性とデザインの進化

従来のゴーゴージャグラーと比較して、まず目に付くのはボタンサイズの大型化です。これにより、長時間のプレイにおける指への負担が軽減され、より快適な遊技体験が可能になりました。

そして、ジャグラーシリーズの象徴とも言えるGOGO!ランプにも大きな変更が加えられました。従来の豆電球からLEDへと変更され、鮮やかな光を放つようになりました。当時の担当者はLED化に抵抗があったようですが、時代の流れには逆らえなかったようです。

衝撃的な告知音

ジャグラーガール最大の特徴と言えるのが、その衝撃的な告知音です。それまでのジャグラーシリーズにはなかった、斬新なサウンドが搭載されました。この告知音は後告知のみに採用され、プレイヤーを驚かせる演出として機能しました。開発経緯として、開発関係者がホールで本を読みながら遊技している人を見かけ、驚かせてやろうという発想から生まれたそうです。告知音のイメージは一斗缶で頭を殴った時の様な音をイメージして開発されたという逸話も残っています。

レバーON時の先告知機能も搭載されましたが、先告知が発生してもBIGボーナス確定ではない点に注意が必要です。

また、BIGボーナス、REGボーナス時のBGMも変更され、より軽快なメロディが遊技を盛り上げました。

シリーズ初のパネル違い

時代のニーズに応え、ジャグラーガールはジャグラーシリーズとしては初めてパネル違いをリリースしました。当初は緑色の筐体のみでしたが、後にジャグラーカラーであるピンク色、赤色、そして金色のプレミアムタイプが追加され、計4種類の筐体が存在しました。

内部仕様はジャグラーそのもの

外観は大きく変化しましたが、ゲーム性は従来のジャグラーシリーズを踏襲しています。初心者でも安心して遊べるシンプルなゲーム性はそのままに、新しい演出が加わることで、より幅広い層のプレイヤーにアピールしました。

現在はホールから姿を消して

残念ながら、ジャグラーガールはすでに検定切れとなっており、現在のパチンコホールで見かけることはありません。しかし、その革新的な試みは、後のジャグラーシリーズに大きな影響を与えました。

オンラインでジャグラーガールを体験

オンラインゲームサイト『777town.net』では、ジャグラーガールをプレイすることができます。往年の名機を、ぜひオンラインで体験してみてください。

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