MR. BIGの「ジャスト・テイク・マイ・ハート」は、
1992年5月25日に日本限定でリリースされた2枚目の
シングルです。この
シングルは、彼らの音楽性の多様性を示す、特別な企画盤として位置づけられます。
この
シングルの最大の特徴は、収録曲がすべてバラードナンバーで構成されている点です。MR. BIGの
ハードロックバンドとしての側面だけでなく、情感豊かなバラードを奏でる彼らの魅力を堪能できます。2ndアルバム『
リーン・イントゥ・イット』からリードトラックとして採用されたこの
シングルは、ファンにとって特別な意味を持つ作品と言えるでしょう。
収録曲は、1stアルバム『MR. BIG』から1曲、2ndアルバム『
リーン・イントゥ・イット』から2曲、そしてライブ音源1曲の合計4曲です。それぞれの楽曲が、MR. BIGの異なる魅力を引き出しています。
1.
Just Take My Heart
2ndアルバム『
リーン・イントゥ・イット』からの収録。アルバム音源と同一のバージョンです。この曲は、MR. BIGのバラードの中でも特に人気が高く、情感のこもったメロディと歌詞が特徴です。
2.
To Be With You (Live)
1991年9月26日に東京NHKホールで行われたライブバージョンです。このライブ音源は、ライブ映像作品『ライヴ・アンド・キッキン』にも収録されていますが、公演日が異なります。CD音源としてはこの
シングルにしか収録されていない、非常に貴重なトラックです。通常アコースティックギターで演奏されるこの曲ですが、ライブ当日に機材トラブルが発生し、急遽エレキギターでの演奏となりました。その点でも、この音源は特別な価値を持っています。アコースティックバージョンとは一味違う、エネルギッシュな演奏が楽しめます。
3.
To Be With You
2ndアルバム『
リーン・イントゥ・イット』からの収録。アルバム音源と同一バージョンです。MR. BIGの代表曲の一つであり、世界中で愛されています。美しいメロディと、
エリック・マーティンの情感豊かな歌声が印象的なバラードです。
4.
Anything For You
1stアルバム『MR. BIG』からの収録。アルバム音源と同一バージョンです。この曲は、初期のMR. BIGの魅力を伝える、パワフルなバラードです。彼らの音楽性の幅広さを示す一曲と言えるでしょう。
「ジャスト・テイク・マイ・ハート」は、MR. BIGのバラードを集めた、ファン必携のアイテムです。彼らの音楽の多様性と深さを、ぜひこの
シングルで体験してください。