ジャニーズ銀座

ジャニーズ銀座

『ジャニーズ銀座』は、毎年東京のシアタークリエにて行われる舞台公演であり、若手ジャニーズタレントの登竜門として多くのファンに親しまれています。このイベントは2010年からスタートし、それ以来毎年恒例の公演として続いています。

開催の背景

初演は2010年5月。森光子主演の舞台『放浪記』が中止となったため、ジャニーズ事務所が所属タレントで代替公演を実施したことから始まりました。以降、同じ会場での公演は続き、2012年からは正式な名称『ジャニーズ銀座』が採用されました。

初期の公演

最初の公演では、内博貴とA.B.C-Zが主演を務め、A.B.C-Zにとっては初の主演作品としても記憶されています。またその年の企画は特に注目を集め、内博貴がプロデュースした『オレの内（ウチ）に来てクリエ！』や、A.B.C-Zによる『みんなクリエに来てクリエ！』など、多彩な内容が用意されました。これにより、多くのファンが集まり、ジャニーズタレントの新たな魅力を発見する場ともなりました。

続く公演の特色

その後の公演では、毎年異なるタレントや構成が組まれることが特徴的です。例えば2011年はA.B.C-Zが海外ツアーを終えたメンバーが集結し、特別なパフォーマンスを披露しました。また、各タレントが日替わりでプロデュースを行ったり、特別ライブが設けられたりすることで、観客に対する新たな体験を提供しています。

2012年には、Kis-My-Ft2や関西ジャニーズJr.など多様なメンバーが参加し人気を博しました。さらには2013年から2019年までの公演では、それぞれに独自のテーマやストーリーを持ちながら、観客を魅了する内容が組まれていました。

フォーマットの進化

『ジャニーズ銀座』のプロデュース方針は、毎年進化を続け、特に新しい試みが見られるようになりました。2018年では、オリジナルストーリーをジャニーズソングにのせて演じる「ジャニカル」という新企画が登場し、話題となりました。また、2019年には、演出の一部をメンバー自身が考えるという試みが行われ、より参加感のある公演に変化しています。

パンデミックによる影響

2020年には新型コロナウイルスの影響で全公演が中止となりましたが、2021年には2年ぶりに公演が計画されるも、再度の緊急事態宣言により一部中止となり、ファンの期待はまたもや後退。2022年以降は感染症対策を講じつつ、徐々に公演を再開させていく方針が示されています。

まとめ

『ジャニーズ銀座』は、全国のジャニーズファンにとって特別なイベントであり続けています。若手タレントたちが舞台上でパフォーマンスを披露し、自らの魅力を発揮する場として、今後も多くの人々を惹きつけ、エンターテインメントの一つとしての地位を確立し続けるでしょう。

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