ジャパンラグビートップリーグ2010-2011

2010-2011 ジャパンラグビートップリーグ：激戦と変革のシーズン

2010年9月3日から2011年1月10日まで開催された2010-2011ジャパンラグビートップリーグは、レギュラーシーズン、白熱のプレーオフトーナメント、そしてチームの入れ替えを伴うチャレンジシリーズと入替戦、そして華やかな表彰式と、盛りだくさんの内容でした。

レギュラーシーズン

レギュラーシーズンでは、各チームがしのぎを削る激しい戦いを繰り広げました。リーグ戦を制したのは東芝ブレイブルーパスでしたが、その勢いはプレーオフトーナメントで止まりました。

プレーオフトーナメント

プレーオフトーナメントは、レギュラーシーズン上位チームによるトーナメント戦です。セミファイナルでは、東芝ブレイブルーパスとサントリーサンゴリアス、トヨタ自動車ヴェルブリッツと三洋電機ワイルドナイツが激突しました。そして、ファイナルはサントリーサンゴリアスと三洋電機ワイルドナイツによる優勝をかけた戦いで、三洋電機ワイルドナイツが優勝の栄冠を手にしました。

入れ替え戦

トップリーグのチーム数は固定ではないため、毎シーズン、昇格と降格があります。このシーズンは、ホンダヒートと九州電力キューデンヴォルテクスが地域リーグに降格し、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスと豊田自動織機シャトルズがトップリーグに昇格しました。さらに、自動降格に加え、トップリーグ11位と12位のチームとトップチャレンジリーグ上位チームによる入替戦が行われました。

トップリーグチャレンジシリーズ

トップリーグチャレンジシリーズは、地域リーグからトップリーグへの昇格を目指すチームが参加するトーナメントです。このシーズンのチャレンジシリーズは、方式が変更され、より多くのチームが参加するようになりました。ホンダヒートがシリーズを制し、トップリーグ昇格への切符を手にしました。

チャレンジシリーズ1では、ホンダヒート、九州電力キューデンヴォルテクス、キヤノン、NTTドコモレッドハリケーンズが激突しました。NTTドコモレッドハリケーンズが優勝し、ホンダヒートが2位となり、ともにトップリーグへの自動昇格を決めました。キヤノンと九州電力キューデンヴォルテクスは入替戦に進出しました。

トップリーグ入替戦

トップリーグ11位と12位のチームが、トップチャレンジシリーズ上位チームと入替戦を行い、トップリーグ残留を懸けて戦いました。このシーズンは、ヤマハ発動機ジュビロとNTTコミュニケーションズシャイニングアークスが、それぞれ九州電力キューデンヴォルテクスとキヤノンと対戦し、トップリーグ残留を勝ち取りました。

表彰式

2011年1月31日、東京国際フォーラムにて2010-2011シーズンの年間表彰式が開催されました。チーム表彰では、優勝チーム、フェアプレーチーム賞、ベストファンサービス賞などが発表され、個人表彰では、トップリーグMVP、新人賞、最多トライゲッター、得点王、ベストキッカー、ベストホイッスル、プレーオフトーナメントMVP、ベストフィフティーンなどが選ばれました。

2010-2011シーズンのジャパンラグビートップリーグは、激しい戦いと、チームの昇降格による変革、そして新たなスターの誕生など、記憶に残るシーズンとなりました。

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