ジャパンラグビートップリーグ2012-2013

2012-2013 ジャパンラグビートップリーグ：サントリーサンゴリアスの完全制覇

2012年8月31日から2013年1月6日にかけて行われたジャパンラグビートップリーグ2012-2013シーズンは、サントリーサンゴリアスの圧倒的な強さが際立ったシーズンとなりました。レギュラーシーズンを首位で終えたサントリーは、プレーオフトーナメントでも勝利を重ね、見事優勝を飾りました。これは、リーグ戦からプレーオフ決勝まで全勝で優勝を果たした、トップリーグ史上初の快挙です。さらに、第50回日本ラグビーフットボール選手権大会でも優勝し、シーズンを通して無敗を達成するという、まさに歴史に残るシーズンとなりました。

参加チーム

このシーズンには、前年度の成績上位チームが出場しました。前年シーズン終了後、ホンダヒートとコカ・コーラウエストレッドスパークスが地域リーグに降格した一方、キヤノンイーグルスと九州電力キューデンヴォルテクスが地域リーグから昇格を果たしました。

順位表とプレーオフトーナメント

(※順位表の具体的なデータは省略。本文に影響がないため)

プレーオフトーナメントでは、準決勝でサントリーサンゴリアスが神戸製鋼コベルコスティーラーズを、東芝ブレイブルーパスがパナソニックワイルドナイツを下しました。決勝戦では、サントリーサンゴリアスが東芝ブレイブルーパスを破り、優勝を決定づけました。

入れ替え制度の変更

このシーズンから、リーグのチーム数が16チームに増加したことに伴い、入れ替え制度が変更されました。従来は自動降格だった13位と14位のチームが、入替戦に出場することになりました。また、以前は入替戦出場だった11位と12位のチームは、トップリーグ残留となりました。トップチャレンジリーグとの入れ替え戦についても、チャレンジ1の3位と4位チームの入替戦対象が変更されたのみで、基本的な仕組みは変更ありませんでした。

トップリーグチャレンジシリーズ

トップリーグチャレンジシリーズ2では、三菱重工相模原ダイナボアーズが優勝し、トップリーグチャレンジシリーズ1への進出を決めました。トップリーグチャレンジシリーズ1では、コカ・コーラウエストレッドスパークスとクボタスピアーズがトップリーグへの自動昇格を決め、豊田自動織機シャトルズと三菱重工相模原ダイナボアーズが入替戦出場となりました。

トップリーグ入替戦

トップリーグ13位のNTTドコモレッドハリケーンズとトップチャレンジ1・4位の三菱重工相模原ダイナボアーズ、トップリーグ14位の福岡サニックスブルースとトップチャレンジ1・3位の豊田自動織機シャトルズがそれぞれ入替戦を行いました。その結果、NTTドコモレッドハリケーンズが残留、豊田自動織機シャトルズがトップリーグ昇格を果たしました。これは、トップチャレンジリーグのチームが入れ替え戦を勝ち抜いてトップリーグに昇格した初めての事例となりました。

表彰式

2013年1月28日、東京国際フォーラムにて、2012-2013シーズンの年間表彰式が開催されました。チーム表彰では、優勝チーム、フェアプレーチーム賞、ベストファンサービス賞が、個人表彰では、トップリーグMVP、新人賞、最多トライゲッター、得点王、ベストキッカー、ベストホイッスル、プレーオフトーナメントMVP、ベストフィフティーンなどが選出されました。(※受賞者などの具体的なデータは省略)

まとめ

2012-2013シーズンのジャパンラグビートップリーグは、サントリーサンゴリアスの完全制覇、そして入れ替え制度の変更など、様々な出来事が起こった、記憶に残るシーズンとなりました。サントリーサンゴリアスの圧倒的な強さ、そして新たなチームのトップリーグ参入は、今後のリーグの展開に大きな影響を与えたと言えるでしょう。

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