ジャマーカス・ウェブ(J'Marcus Webb、
1988年8月8日 - )は、
テキサス州フォートワース出身の元アメリカンフットボール選手です。ポジションはオフェンシブタックルでした。
経歴
ウェブは当初、テキサス大学に進学し、2006年の1年次には全12試合に出場しました。その後、2007年にナヴァロ・コミュニティカレッジ、2008年に
ウェスト・テキサスA&M大学に転校し、左レフトタックルとして全13試合に先発出場を果たしました。2009年には、
AP通信よりNCAA2部校、3部校の選手によるサードチームに選出されています。
2010年のNFLドラフトでは、7巡目で
シカゴ・ベアーズに指名され、4年契約を結んで入団しました。
2010年: 12試合で右タックルとして先発出場。
2011年: 8月のトレーニングキャンプ中に熱中症を発症。当時の気温は華氏91度(摂氏32.8度)でした。この年、自身の責任による14サックを相手ディフェンスに許してしまいます。
2012年: 開幕前にクリス・ウィリアムズとのポジション争いに勝利。しかし、第2週の
グリーンベイ・パッカーズ戦では、チーム全体で4インターセプト、7サックを喫し、QBジェイ・カトラーが試合中にサイドラインでウェブを怒鳴りつけ、押しのける場面もありました。ベアーズでは3シーズンで先発44試合を含む46試合に出場しました。
2013年: ベアーズがジャーモン・ブッシュロッドを獲得したことから、右タックルにコンバートされることとなりました。しかし、8月30日にベアーズからウェーバーに出され、9月1日に
ミネソタ・バイキングスに加入しました。
2014年: 5月19日に
カンザスシティ・チーフスと契約を結び入団。
2015年: 4月2日にオークランド・レイダースと契約を結び入団。
2016年: 3月15日に
シアトル・シーホークスと2年契約を結びました。
2018年: 7月30日に
インディアナポリス・コルツと契約。
2019年: 4月5日にコルツと再契約しましたが、8月31日にカットされました。9月6日に
マイアミ・ドルフィンズと契約を結びました。
2020年: 12月12日にコルツと契約しました。
ウェブは、そのキャリアの中で複数のチームを渡り歩き、NFLで長く活躍しました。ポジション争いや怪我、チーム事情など、様々な困難に直面しながらも、常に前向きにプレーを続けました。彼のNFLでの経験は、他の選手たちにとっても参考になることでしょう。
外部リンク
NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference (英語)
オークランド・レイダース プロフィール
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インディアナポリス・コルツ プロフィール