ジャルガルトルギーン・エルデネバト

ジャルガルトルギーン・エルデネバト（Жаргалтулгын Эрдэнэбат）は、1973年6月17日にモンゴル人民共和国（現モンゴル国）のセレンゲ県マンダル村で生まれました。彼はモンゴルの政治家であり、第13代モンゴル国首相を務めた人物です。所属政党はモンゴル人民党です。

経歴

エルデネバトは、1995年に通商産業大学（後にモンゴル国立大学に統合）を卒業しました。彼の政治家としてのキャリアは、2008年から2012年までセレンゲ県知事を務めたことから始まりました。その後、2012年の総選挙で国会議員に当選し、国政に進出しました。

2014年から2015年には、財務相を務め、経済政策において重要な役割を果たしました。そして、2016年の総選挙でモンゴル人民党が勝利したことを受けて、首相に就任しました。

しかし、2017年9月7日、エルデネバト内閣は、政権運営能力の欠如などを理由に議会で不信任決議が可決されました。この不信任決議には、野党議員だけでなく、与党であるモンゴル人民党の議員の約半数も賛成したため、可決されることとなりました。その結果、エルデネバトは2017年10月4日に首相を退任しました。

人物

エルデネバトは、モンゴルの政治・経済において重要な役割を果たした人物として知られています。首相在任期間は短かったものの、その間の政策や政治手腕は、様々な議論を呼びました。

彼のリーダーシップと政策は、モンゴルの発展に貢献した側面がある一方で、不信任決議に繋がった政権運営の問題点も指摘されています。エルデネバトの政治家としての功績と課題は、今後のモンゴル政治を考える上で重要な要素となるでしょう。

その他

属格助辞を省略し、「ジャルガルトルガ・エルデネバト」とも呼ばれます。

外部リンク
* ジャルガルトルガ・エルデネバト・モンゴル首相略歴 - 外務省

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