ジャルジャル(JARUJARU)
概要
ジャルジャルは、
吉本興業に所属する日本の人気お笑いコンビです。
2003年4月に結成され、数々の賞を受賞し、
コントや
漫才で幅広いファンに支持されています。
メンバー
来歴
出会いと高校時代
二人の出会いは、1999年4月に
関西大学第一高等学校のラグビー部でのことでした。福徳がサッカー部だったため日焼けした姿を後藤に見せ、「俺、福徳、よろしく!」と自己紹介。その後、怪我をきっかけに急速に親密になり、授業中にお互いにメールを交換したり、
漫才の台本を作成したりしていました。特に、保健室での会話は2人のユーモアセンスを育てる大切な時間でした。この時期からお笑いに対する情熱が芽生え、共に
漫才師を目指すことになります。
NSC入学とコンビ名の由来
2002年、二人は
大阪のNSC(
吉本総合芸能学院)に入学し、
漫才や
コントを学びました。コンビ名「ジャルジャル」は、後藤の提案で決まったもので、響きの良さを重視し、コミカルで印象に残る名前に仕上げました。NSC時代には、授業に積極的に参加し、
漫才から
コントスタイルに進化していきました。
初舞台とテレビ進出
2005年、テレビ初出演を果たしたジャルジャルは、そのスタイルが徐々に人々に受け入れられていきました。『爆笑レッドシアター』や『めちゃ×2イケてるッ!』など、多くの人気番組に出演し、観客を楽しませました。2010年には映画『ヒーローショー』に主演し、若手の注目株としてその名を広めることに成功しました。
主な受賞歴
2014年から
YouTubeチャンネルを開設し、ネタ動画を投稿することでより多くのファンを獲得しました。特に「ジャルジャルタワー」というプロジェクトでは、年間300本以上の新ネタを制作し、再生数も急増。
2020年には、ネタサロンを開設し、ファンと直接つながる機会を増やしています。
芸風とスタイル
ジャルジャルの芸風は、シュールで新しい視点を持つネタが特徴です。ボケとツッコミが明確に分かれているわけではなく、Wボケスタイルの
漫才も多く展開されます。言葉遊びや独自のリズム感、即興
コントに特化したスタイルを持ち、観客を飽きさせない工夫が随所に見られます。
評価と影響
多くの先輩芸人や視聴者から高く評価されており、特に
松本人志や
内村光良からもその実力を認められています。また、数々の賞レースにおいてもそのスタイルを貫き、しっかりとした地位を築いています。彼らの活動は今後も注目されることでしょう。
おわりに
ジャルジャルは、ただの
コントや
漫才の域を超え、独自の世界観で多くの人々を魅了しています。新たなチャレンジと共にさらなる成長を遂げていく彼らの姿から目が離せません。