ジャレッド・ホイング

ジャレッド・ウィリアム・ホイング（Jared William Hoying, 1989年5月18日 - ）は、アメリカ合衆国オハイオ州シェルビー郡フォートロラミー出身のプロ野球選手です。ポジションは外野手で、右投左打。現在はフリーエージェントとなっています。

経歴

プロ入りとレンジャーズ時代
2010年のMLBドラフトでテキサス・レンジャーズから10巡目（全体316位）で指名され、プロ入り。2015年まで傘下のマイナーチームで着実に経験を積みました。
2016年にはAAA級ラウンドロック・エクスプレスで開幕を迎え、同年5月23日にメジャー昇格を果たし、念願のメジャーデビュー。この年、メジャーでは38試合に出場し、打率.217、5打点、1盗塁を記録しました。
2017年はメジャーで36試合に出場し、打率.222、1本塁打、7打点、3盗塁の成績を残しましたが、同年オフに自由契約となりました。

ハンファ時代
2017年11月21日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を締結。しかし、その直後の12月に韓国でのプレーを希望し、エンゼルスに退団を申し入れました。これが受理されFAとなると、同月18日にKBOリーグのハンファ・イーグルスと年俸70万ドルの単年契約を結びました。KBOでの登録名は「ジェラドゥ・ホイン(제라드 호잉)」。
2018年は142試合に出場し、打率.306、30本塁打、110打点、23盗塁と、持ち前の高い身体能力を発揮。チームの主力として大きく貢献しました。同年オフには、ハンファと1年140万ドルで再契約を結びました。
2019年は124試合に出場し、打率.284、18本塁打、73打点、22盗塁をマーク。再び同年オフには、ハンファと1年85万ドルで再契約しています。
2020年は開幕から不振が続き、シーズン途中の6月22日に自由契約となりました。

ブルージェイズ時代
2021年5月31日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を締結。同年6月17日にはメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。しかし、同年6月22日に再びマイナー契約となり、傘下のAAA級バッファロー・バイソンズへ送られ、その後自由契約となりました。

KT時代
2021年6月26日にKBOリーグのKTウィズと総額40万ドルで契約。しかし、2021年シーズン終了後に自由契約となっています。

プレースタイル

走攻守三拍子揃った外野手として評価されています。特に、積極的な走塁と長打力が魅力です。KBOリーグでは、その高い身体能力を生かしてチームの勝利に大きく貢献しました。

背番号

36（2016年）
31（2017年）
30（2018年 - 2020年）
28（2021年 - 同年途中）
* 24（2021年途中 - 同年終了）

もう一度検索