ジャンキージャグラー

『ジャンキージャグラー』は、株式会社北電子から2008年4月に発売された5号機のパチスロ機です。保通協における型式名は「ジャンキージャグラーIII」となっています。

概要

5号機では4機種目となるジャグラーシリーズとして登場しました。機種名の「ジャンキー」とは、「マニア・熱狂的なファンのための」という意味が込められています。これまでと同様に、「GOGOランプ」による完全告知タイプとなっています。また、本機には5号機のジャグラーシリーズでは初めてとなる、ビッグボーナス中の技術介入要素も取り入れられました。

通常ゲーム時は1枚がけから3枚がけまでのいずれでもプレイできますが、ボーナスゲーム中は2枚がけのみとなります。1ゲームの最大払い出し枚数は15枚です。

ランプの点灯タイミングは、『アイムジャグラーEX』と同じく、1/4でレバーON時（さらに3種類のタイミングに分かれています）、3/4で第3リール停止時となっています（第3停止時に告知される場合は、効果音を伴うときとそうでないときがあります）。そのほか、プレミアム告知演出も搭載されており、レバーON時に加え全リール停止時の効果音が全く発生しない場合はボーナス確定です。

また、ジャグラーシリーズとしては初めて、告知ランプが点灯する前にビッグボーナスを揃えた場合、揃えると同時に告知ランプが光るとともにファンファーレも鳴り、ファンファーレが鳴り止むとランプも消える演出が追加されています（レギュラーボーナスの場合はランプは点灯しません）。

ボーナスは2種類あり、『アイムジャグラーEX』と同じく、当選契機には単独当選と小役（チェリー）との同時当選があります。ビッグボーナスは7揃いで、345枚を超える払い出しで終了（純増約309枚、メーカー発表）。レギュラーボーナスは、7・7・BAR揃いで、150枚を超える払い出しで終了（純増約143枚、同）。

なお、ビッグボーナス中には1枚役が成立する可能性があり、1枚役が入賞すると総払い出し枚数の関係上総獲得枚数が減少します（ほとんどの場合、総払い出し枚数が360枚を下回ってしまうため）が、この1枚役を外せば減少を抑えることが可能です（例えば、ビッグ中に1回成立の場合は、外せば310枚となりますが、入賞すると298枚になってしまいます）。

『アイムジャグラーEX』との主な相違点

『アイムジャグラー7』と同じく、チェリーとの同時当選時のリール制御が変更されており、左リール枠内にBAR図柄がなくても当選する可能性があります。
スペックについては、『アイムジャグラーEX』ではレギュラーボーナスの純増枚数が約104枚であったのに対し、本機では約143枚と増加しています。その代わり、レギュラーボーナスの当選確率は全設定で低くなっています。一方で、ビッグボーナスは純増枚数がやや減少したものの、当選確率の設定差が拡大し、設定3以上では高くなっています。
メーカー発表のベース値は『アイムジャグラーEX』では設定差がありましたが、本機ではなくなっておりコイン持ちに設定による差はありません。
ビッグボーナス当選後5ゲーム以内に再度ビッグボーナスに当選すると、プレミアムミュージックとして交響曲第9番（ベートーヴェン）の「歓喜の歌」が流れます。
その他、通常時やボーナスゲーム中のサウンドが変更されています。
ビッグボーナス中のチェリーが「チェリーとブドウの重複」に変更されたため、チェリーを取りこぼしてもブドウが揃うようになりました。なお、今までどおり左リールにチェリーを狙えば、1枚役が揃うことはありません。

スペック

※メーカー発表値。

なお、メーカー発表のベース値は全設定で52.76%となっており、通常時のコイン持ちに設定差はありません。

関連項目

パチスロ5号機一覧

外部リンク

メーカー公式ページ

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