ジャン＝ジャック・ゴッソ

ジャン＝ジャック・ゴッソは、1983年3月15日生まれ、コートジボワールのアビジャン出身のサッカー選手です。主に守備的MFとしてプレーし、その献身的なプレースタイルでチームに貢献しました。コートジボワール代表としても活躍した経験を持ちます。

クラブでのキャリア

ゴッソは、地元アビジャンのステラ・クラブでそのキャリアをスタートさせました。その後、アルゼンチン人コーチ、ルイス・オスカル・フローネに見出され、モロッコ1部リーグの強豪ウィダード・カサブランカに移籍。2005-06シーズンには、リーグの最優秀外国人選手賞を受賞するなど、その才能を高く評価されました。

2006年にはイスラエルのマッカビ・テルアビブへの移籍交渉が行われましたが、金銭面で合意に至らず破談となりました。しかし、2007年1月にはイスラエルのFCアシュドッドへ移籍し、新たな挑戦をスタートさせました。2008年7月8日には、フランス・リーグ・アンのASモナコのトライアルに参加し、その実力が認められ、7月22日に3年契約で正式に移籍しました。

モナコでの1年目は、守備的MFとしてレギュラーの座を確保しましたが、2年目の開幕前に怪我に見舞われ、出場機会が限られてしまいました。2010-2011シーズンには背番号を19に変更し、心機一転を図りましたが、チームはリーグ・ドゥへ降格。契約延長の打診を受けたものの、これを断り、トルコのシュペルリガに所属するオルドゥスポルへ移籍しました。

その後は、メルスィン・ウドマンユルドゥ、ゲンチレルビルリィSK、ギョズテペSKといったトルコのクラブを渡り歩き、トルコリーグで長く活躍しました。

代表でのキャリア

ゴッソは、2003年にUAEで開催された2003 FIFAワールドユース選手権にコートジボワール代表として出場しています。2008年11月19日には、イスラエル代表との親善試合でA代表デビューを果たしました。2010年には、2010 FIFAワールドカップの代表メンバーにも選出されましたが、残念ながら出場機会はありませんでした。

また、2010年と2012年にはアフリカネイションズカップにも出場し、代表チームの一員として重要な役割を果たしました。

獲得タイトル

* ボトラ（モロッコ1部リーグ）: 1回 (2006年)

プレースタイルと評価

ゴッソは、中盤でのボール奪取能力が高く、相手の攻撃の芽を摘み取ることに長けていました。また、豊富な運動量でピッチをカバーし、チームの守備を支える重要な役割を担っていました。その献身的なプレースタイルは、多くの監督やチームメイトから高く評価されていました。

まとめ

ジャン＝ジャック・ゴッソは、コートジボワール代表として、また様々な国のクラブで活躍した、経験豊富なサッカー選手です。そのひたむきなプレーは、多くのファンに感動を与えました。

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