ジョアン・サストレ・バンレル

ジョアン・サストレ・バンレル（Joan Sastre Vanrell、1997年4月30日 - ）は、スペイン・バレアレス諸島州マヨルカ島ポレレス出身のプロサッカー選手です。ポジションはDFで、現在はPAOKテッサロニキに所属しています。メディアによっては『ホアン・サストレ』と表記されることもあります。

来歴

2009年、サストレは地元のRCDマヨルカのカンテラに入団し、その才能を磨き始めました。2014-15シーズンにはBチームに昇格し、着実にステップアップ。翌2015-16シーズンには、ついにトップチームへと昇格を果たしました。トップチームデビューは2015年9月10日、コパ・デル・レイのSDウエスカ戦でした。

2017-18シーズンからはトップチームに定着し、その実力を発揮し始めます。このシーズン、RCDマヨルカはセグンダ・ディビシオンBで昇格争いに勝利。翌シーズンもセグンダ・ディビシオンで昇格を勝ち取り、2019-20シーズンには、一気にプリメーラ・ディビシオン（リーガ・エスパニョーラ1部）への復帰を果たしました。

プリメーラ復帰後も、サストレはチームの重要な戦力として活躍します。2019年10月6日のRCDエスパニョール戦では、アンテ・ブディミルの先制ゴールをアシストし、チームの勝利に貢献しました。さらに、同月19日のレアル・マドリード戦では、ラゴ・ジュニオールの先制ゴールを守り抜き、1-0で勝利。この歴史的なアップセットを経験しました。

2022年1月12日、サストレは新たな挑戦の場として、PAOKテッサロニキへ買い取りオプション付きのハーフシーズンのレンタル移籍を決断しました。ギリシャでの活躍が期待されています。

プレースタイル

サストレは、右サイドバックを主戦場とするディフェンダーで、対人守備の強さと積極的な攻撃参加が持ち味です。正確なクロスでチャンスを演出し、セットプレーのキッカーも務めます。また、戦術理解度が高く、状況に応じた的確な判断でチームに貢献できる選手です。

まとめ

ジョアン・サストレは、RCDマヨルカの下部組織からトップチームへ昇格し、チームの躍進に大きく貢献した選手です。現在はPAOKテッサロニキで新たな挑戦を始めており、今後の活躍が期待されます。

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