ジョイフィット

スポーツクラブ ジョイフィット（JOYFIT）

ジョイフィットは、株式会社オカモトホールディングスの子会社である株式会社ヤマウチが、フランチャイズ方式を主体に全国展開しているフィットネスクラブです。多様なニーズに応える営業形態と、利用しやすい価格設定が特徴です。

概要

ジョイフィットの歴史は、1991年にオカモトグループが開始した「フィットネスクラブBIO」に遡ります。2001年に「JOYFIT」1号店が開店し、2004年にはスポーツクラブJOYFITのFC本部が開設されました。

2008年には株式会社ジョイフィットが株式会社オカモトに合併され、オカモトは社内カンパニー制を採用。運動施設関連ビジネスは、ジョイフィット ヘルステック カンパニー（JHC）が担当することになりました。その後、2013年の組織再編で、株式会社パワーリハ（現ウェルネスフロンティア）や株式会社アイテックがJHCに合併されました。

2014年からは中国へ進出し、上海や香港に現地法人を設立。2015年には上海、2018年には台湾に「JOYFIT24」をオープンし、海外展開も積極的に進めています。

2023年2月1日には、ヤマウチがウェルネスフロンティアを吸収合併し、更なる事業拡大を目指しています。

特徴

ジョイフィットの大きな特徴は、月会費制に加えて、時間従量制コースがあることです。これは、月会費を払うことなく、利用時間に応じて料金を支払うシステムで、短時間だけ利用したい人に適しています。また、月会費も他のスポーツクラブと比較してやや安価に設定されています。

定休日は原則としてありませんでしたが、最近では月に1回程度のメンテナンス日を設ける店舗もあります。営業時間は、8時（温浴施設併設店は6時）から24時まで、または24時間営業の店舗もあります。

スタジオプログラムも充実しており、レスミルズプログラムやラディカルプログラムなどを導入している店舗もあります。

店舗展開においては、テナント撤退後の物件をリフォームする居抜き出店が多かったのですが、近年では新築物件も増えています。施設は基本的にシャワーのみですが、サウナやホットヨガスタジオ、プール、風呂などを併設した店舗もあります。チェックインにはICカード自動改札方式を採用し、清掃を簡素化するなど、徹底したコスト削減により低価格帯を実現しています。

2021年1月には、全店舗の15%にあたる46店舗が閉店しましたが、一方で、同じオカモトホールディングスが運営する24時間フィットネスジム「FIT365」の出店が急増しています。

営業形態

JOYFIT: 一般的なフィットネスジム
JOYFIT24: マシンジムに特化した24時間営業のフィットネスジム
JOYFIT YOGA: 女性専用のヨガスタジオ
JOYFIT＋: EMSスーツを着用して体を動かすパーソナルジム

主なフランチャイジー (2020年9月現在)

ファイコム: 音通の子会社。27店舗を運営。
ケイ・ネクスト: 群馬県、栃木県、茨城県で9店舗を運営。
アークランドサカモト: 新潟県に本社を置くホームセンター。8店舗を運営。
天満屋フィットネス: 岡山県の百貨店・天満屋の子会社。岡山県、広島県で8店舗を運営。
ヴァーテックス: 新潟県に本社を置く卸売・小売企業。大阪府に3店舗運営。
ライフ白銅: 東京都に本社を置く小売・サービス業者。埼玉県、神奈川県で3店舗を運営。
* 株式会社PLACE: 本坊グループの株式会社サナスの子会社。鹿児島県と宮崎県で3店舗を運営。

ジョイフィットは、手軽に運動を始めたい人から本格的にトレーニングしたい人まで、幅広い層に対応できるフィットネスクラブです。

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