ジョシデカ!-女子刑事-

ジョシデカ!-女子刑事-

概要

『ジョシデカ!-女子刑事-』は、2007年10月から12月まで毎週木曜日にTBS系で放送された日本の刑事ドラマです。この作品は、若手女刑事と経験豊富な女性刑事のバディが、様々な事件に立ち向かう姿を描いています。主演を務めたのは、仲間由紀恵と泉ピン子の2人です。特に仲間は、フジテレビ系ドラマ『顔』で警察官役を演じて以来の再登場となりました。

このドラマでは、連続殺人事件をメインにしつつ、他の事件にも関わりながら進行するストーリーが特徴的です。基本的に2話で1つのエピソードが完結する構成となっており、視聴者を飽きさせません。2021年にはBS-TBSで再放送され、改めて多くのファンの心を掴みました。

あらすじ

物語の舞台は日暮署。新米の女刑事・畑山来実が、経験豊富なベテラン女刑事・桜華子とコンビを組むことから始まります。来実は警察学校時代には劣等生と呼ばれていましたが、射撃だけは天才的な腕前を持っています。常に前向きで正義感が強い彼女は、成長していく過程を描いています。

華子は、日暮署内でトップの検挙率を誇る刑事で、しっかり者ですがその一方で、厳しい性格でもあります。彼女は部下を泣かせることも多く、相棒として来実を受け入れることに最初は戸惑いを見せます。しかし、次第に来実の人柄と才能を認めるようになります。物語の中で、彼女たちが成し遂げる事件の解決は、時に危険を伴いながらも、結束力の強い女性の活躍を描いています。

登場人物

• - 畑山 来実（仲間由紀恵）：新米女刑事。射撃の腕前が優れ、天然な性格。
• - 桜 華子（泉ピン子）：ベテラン女刑事。「ねばりの華子」の異名を持つ。
• - パク・ジウォン（リュ・シウォン）：華子の義理の息子。カメラマンで料理上手。

日暮署には、他にも個性的な刑事たちが登場します。青山光一郎（益岡徹）は華子の後輩で、彼女に対して秘めた想いを抱いています。吉井耕介（大倉孝二）は派手好きな刑事で、連続殺人事件が彼の人生を一変させます。

さらに、警視庁捜査一課の管理官・柳田隆弘（田中哲司）は、女性刑事を冷たく扱い、華子と来実との関係が緊張のもととなっています。

スタッフ

本作の脚本は秦建日子、演出は平野俊一ほかが手がけました。音楽は瀬川英史が担当しており、主題歌「小さな掌」はAqua Timez|Aqua_Timezが歌っています。
この作品は、内容の面白さだけでなく、キャストやスタッフの努力によっても成り立っており、その魅力は多くの視聴者の記憶に残り続けています。

もう一度検索